我ら天使に好かれ隊！3【SVT】 (ページ30)

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＊もちもちヤキモチページ30

HS said

Aを練習に誘おうとリビングに顔を出すと、
それは最悪なタイミングで思わず隠れてしまった

Aがずっとハンソラのスマホケース使ってるのが気に食わなくて俺があげた花柄のスマホケースは2人の間にあって

1つのイヤホンを2人で片方ずつシェアして使って楽しそうにしてる姿に胸が酷く痛んだ

『やっぱり好きだなぁ…』

JS「…僕も、好きだなぁ」

何かが崩れる音がした

ジスヒョンのAの頭を撫でる表情はほんとに優しくて、Aもどこか安心した表情で

いつも穏やかで優しくて格好良くて、俺と1つしか変わらないのにすごく大人で余裕があって、Aのことほんとに可愛がって

やっぱりそういう人がAの心を掴むのかな

全然違う話で言ったのかもしれないし、ただ何となく呟いたのかもしれないけれど、今の今はそんなこと一切考えることができなかった

そう思うと急に全身の力が一気に抜けて、

練習室に行く予定だったけど、今日はもう布団にくるまって寝てしまおうか

夕方になればきっとAが起こしに来るだろうな

いつもならAを布団ごとぎゅってしたりして遊んで怒られるのが楽しいけど、今日後でAの顔を見たらなんかどう接すればいいんだろう

だったら寝なきゃいいじゃん

そう思った頃には寝ていた俺