我ら天使に好かれ隊！3【SVT】 (ページ31)

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＊もちもちヤキモチ 2 ページ31

HS said

『ご飯できてるよ？』

HS「…今日はいらない、」

『あ…そっか、ごめんね』

やっぱり起こしに来たAの顔が見れなくて、壁側を向いて無愛想にそう言ってしまった

わざわざ作ってくれてるのになんて感じ悪い態度をとってしまったんだと、Aが出てった後後悔した

別にお腹すいてないわけじゃないけど、
ただ今は1人になりたかった

.

"スニョア大丈夫？夜ご飯スニョアの分置いていくから少しだけでもいいから食べれる時に食べてね"

俺の汚かった机は整頓されて、代わりに夜ご飯とメモが置いてあった

あんな無愛想にいらないなんて言ったのに、Aはこんなに心配してくれた

23時に食べた夜ご飯はちょっと冷めてたけど、味付けはいつもと同じで鼻がツーンとした

お皿を洗いにリビングに向かうと、小さい電気がひとつ付いてるだけで、みんなはもう寝たのかなと思った

HS「A…」

テーブルで伏せて寝ているAがいた

…もしかしてずっと待っててくれたのかな

なんて都合よく解釈して、Aに羽織ってたパーカーをかけてあげると、静かにお皿を洗った