【文スト腐】旧双黒カップルがE組に行く話 (ページ7)

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太宰「そういえばもうすぐ期末テストと云うものがあるらしいね。(ハンバーグ口に入れ)」

中也「期末テスト？」

太宰「授業で受けた事を本当に判って理解してるのか確かめる試験さ。特にあの椚ヶ丘中学校は成績で全てが決まるようなものだからね。森さんが云っていたろ？E組は落ちこぼれクラスだって。」

中也「だからエンドのE組か。」

太宰「中也は実年齢伏せてるけど本気でテストやるのかい？」

中也「当たり前だろ。あんな奴等と一緒は御免だからな。(味噌汁飲み)」

太宰「勉強出来るの？」

中也「俺成人してるからな？勉強なんか余裕だからな？」

太宰「本当かな〜？なら全教科100点取れなかったら1日猫耳メイド服ね。」

中也「はぁ！？」

太宰「ちゃんと尻尾付きのメイド服用意しとくから。」

中也「ぜってえ100点取ってやる。」

その時中也のスマホが鳴り出すと中也はすぐに出た。

中也「もしもし？」

森『あ、中也君？悪いけど今から敵組織の首領を始末して来てくれないかな？中也君ならすぐだと思うから。』

中也「判りました。場所を教えてください。」

中也は森に場所を教えてもらい通話を切った。

太宰「お仕事？」

中也「嗚呼。敵組織の首領の始末をな。わりぃが洗いもん頼む。」

太宰「何で行くの？」

中也「バイクに決まってんだろ。此処は横浜だから見つかる事はねえ。」

中也は何時もの服装に着替え、愛用の帽子も忘れずに被った。

中也「じゃあ行ってくる。」

中也が玄関へ行こうとしたが太宰が中也の腕を掴んだ。

中也「なんだよ。」

太宰「何か忘れてない？」

中也「嗚呼...」

中也は少し背伸びをし太宰に短い口付けをした。

中也「ﾁｯ背が伸びれば苦労しねえのに...」

太宰「私は悪くないけど。」

中也「うるせえ。兎に角行くからな。」

太宰「うん、行ってらっしゃい。」

中也は太宰に軽く手を振り外へと出て行き、1人残った太宰は少し寂しくなるも後片付けに取り掛かることにした。