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烏間「確かに、暗殺の邪魔をする事は許されない。此方も奴の暗殺の為に様々な暗殺者を送り込んだ。だがどの暗殺者も奴には適わなかった。」

太宰「だからこそ私達が来たのだろ?彼女が余計な事をしなければ今頃あの蛸は消滅していた。」

夏美「そ、それでも、矢っ張り皆と、暗殺成功させたいから...そ、それに中原さんもE組の仲間でしょ?」

中也「ハァ、だから何度云わせれば気が済むんだ。俺は手前等と仲良しこよしなんぞ...」

殺せんせー「中原さん。それは貴女の心が幼いままだからです。」

中也「はぁ?」

殺せんせー「貴女はまだ子供です。子供には判らない事が沢山あります。それを知る為にも仲間を作る事は大切なことです。仲間が居ればどんな困難も乗り越えられる事ができます。」

中也「意味判んねえ事云ってんじゃねえぞ蛸。それに俺はもう大人だ。」

殺せんせー「いいえ。貴女はE組の生徒達と同じ子供です。それは勝手に自分が大人だと思い込んでいるからなのです。」

中也「あのなぁ...俺は、」

夏美「中原さん!」

夏美は中也の元へ行くと中也の革手袋をした右手を握った。

夏美「矢っ張り皆で暗殺成功させよ?その為にも先ずはA組に勝たなきゃだけど、中原さんも居れば絶対勝てる。ほら、中原さん小テストとか先生の出す問題スラスラ解けてたでしょ?だから中原さんが居れば百人力なんだよ!」

中也「....」

殺せんせー「それに中原さんの先程の異能力は素晴らしかったです。その異能力は是非皆さんの為に使ってください。皆さんと協力する事で貴女の異能力はもっと良くなりますよ。」

中也「みんなの、為に....」

そしていつの間にか中也の周りにはE組の生徒達が集まっていた。

杉野「俺、異能力って聞いた事はあるけど実際見た事なかったからあの時はちょっと興奮しちまったぜ。」

磯貝「重力を操る異能力となれば今回の暗殺計画の成功率も大幅に上がるしな。」

中村「期末テストでA組にさえ勝てれば賞金100億円も夢じゃないわよね。」

前原「中原さんの異能力があれば絶対無敵間違いなしだぜ!」

奥田「わ、私達も中原さんの異能力がこの暗殺教室で役に立つよう今回の期末テスト頑張りますから一緒に頑張りましょう!」

片岡「それに何時までも中原さん1人仲間外れってのも学級委員としては嫌だしね。」

業「素直に全員で協力して殺せんせー暗殺した方が良いんじゃない?」

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芥敦


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作者名:迷ヰ猫 | 作成日時:2019年9月29日 19時

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