・side渚 ページ12
【3ーE】
夏美「中原さん大丈夫かな?」
茅野「元気なさそうだったもんね...」
奥田「あ、後で様子を見に行った方が良いでしょうか?」
その時教室に中原さんが戻って来ると何事も無かったように席に座った。
奥田「な、中原さんもう大丈夫なんですか?」
中也「おう。(スマホいじり始め)」
磯貝「...なあ、矢っ張り中原さんも一緒に勉強しないか?教科事に1位取れば触手を1本破壊できる権利もあるんだし、此処は協力してさ。」
中也「...俺に勉強なんか必要ねえ。それに云った筈だぜ?仲良しこよしするつもりなんてねえってな。」
磯貝「でも...」
中也「人に構ってる暇があったら自分の事心配しろ。もう俺に構うんじゃねえ。」
(省略)
放課後、僕、茅野、竜ヶ崎さん、奥田さん、中村さん、神崎さん、磯貝君の7人は図書室で勉強をしていた。
中村「にしてもあの態度はないわ〜」
茅野「もしかして、中原さんの事?」
中村「そう。同い年なんだからもう少し仲良くしても良いと思うじゃん?」
夏美「まあ、中原さんにも色々事情があるんだよ。太宰先生も云ってたでしょ?」
"中也ちょっと過去に色々あったものだからこんな態度になっちゃうんだよ。"
渚「前の学校で、何かあったのかな...」
荒木「おや〜?E組の皆さんじゃないですか。勿体無い。君達にこの図書室は豚に真珠じゃないのかい?」
うわっ、例の五英傑だ...
瀬尾「退けよ雑魚共。そこは、俺等の席だ。とっとと失せな。」
茅野「なによ!勉強の邪魔しないで!」
茅野、プリンの本が丸見えだよ...(汗)
磯貝「此処は俺達がちゃんと予約して取った席だぞ。」
中村「そーそ。クーラーの中で勉強なんて久々で超天国〜」
小山「忘れたのか?この学校じゃ成績の悪いE組はA組に逆らえない事を。」
奥田「さ、逆らえます!」
小山「何?」
奥田「わ、私達期末テストで各教科1位狙っています。そうなったら、大きい顔なんてさせませんから!」
奥田さん...
小山「く、口答えすんな生意気な女め!オマケに眼鏡なんかして芋臭っ。なあ荒木?」
荒木「お、おう。そうだな(汗)」
中也「てか手前も同じ眼鏡じゃねえか。」
渚「中原さん?」
何時の間にかそこには中原さんが居るとその手には1冊の本を持っていた。
小山「なんだお前?」
中也「中原中也。其奴等と同じE組だ。」
榊原「転校生と云う事かな?君も哀れだね。この学校に転校して来て早々E組とは...」
中也「別に好きでE組に入った訳じゃねえよ。」
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作者名:迷ヰ猫 | 作成日時:2019年9月29日 19時