番外編 ページ14
【番外編】
僕、中島敦は今日も探偵社で仕事をしています。
国木田「おい太宰！貴様はまたサボりおって...ちゃんと働かないか！」
太宰「国木田君、そんなに怒ると血糖値上がっちゃうよ？」
国木田「黙れ！誰のせいで俺が何時も何時も....」
その時探偵社のドアが開き、とある人物が1人入って来た。
中也「おい、太宰の野郎はいるか。」
国木田「！お、お前はポートマフィアの...」
太宰「あれ、中也？どうしたの？」
中也「どうしたも何も、手前弁当忘れってたろ。」
ポートマフィアの幹部である中原さんは太宰さんに手に持っていた鞄を半分押し付けるように渡した。
太宰「態々届けてくれるなんて中也は優しいな〜」
中也「そうしてもらう為に態と忘れていったんだろうが。手前の考えなんてお見通しなんだよ。」
太宰「あ、なんだバレてたんだ。」
中也「手前と何年付き合ってると思ってんだよ。兎に角弁当はちゃんと届けてやったんだから余り眼鏡とか周りの奴に迷惑掛けんじゃねえぞ。」
太宰「なら今日の夕飯は蟹料理を作ってよ。そしたら私もやる気が出るからさ。」
中也「蟹の種類。」
太宰「ズワイ蟹。」
中也「判った。作ってやるからちゃんとしろよな。」
中原さんはそう云って探偵社を出て行った。
太宰「さ〜てと。蟹の為にも頑張ろうかな。」
太宰さんはソファーから立ち上がると自分の席に座りそのまま仕事を始めた。然も滅茶苦茶真面目に...
敦「な、中原さんって凄いですね...」
国木田「出来た嫁と云う奴か...」
そしてお昼の時間となり、僕は鏡花ちゃんの作ってくれたお弁当を取り出すとふと太宰さんのお弁当の中身が気になってしまった。
敦「あ、あの太宰さん。中原さんの持って来てくれたお弁当の中身って...うぇっ！？」
太宰「どうかしたかい？」
敦「そ、その中身って...」
太宰「中也こう云うお弁当作るの好きなのだよ。」
敦「あ、あの人ポートマフィアの幹部ですよね？そ、その幹部が...キャラ弁作っちゃうんですか？(汗)」
太宰さんのお弁当の中身は鏡花ちゃんも大好きなマ〇メロちゃんのキャラ弁。これが人は見かけによらないと云う事なのだろうか...
太宰「ちなみに昨日はシナ〇ンだったから、明日はケ〇ッピーかな？」
敦「あ、サン〇オ固定なんですね(汗)」
太宰「でも昔はポケ〇ンとかデ〇ズニーのキャラ弁作ってエリス嬢やQに好評だったよ。」
中原さんって、本当にポートマフィアなのかな？(汗)
【終われ】←
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー文ストカップリング
芥敦
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作者名：迷ヰ猫 | 作成日時：2019年9月29日 19時
