男主が好きなんです。 (ページ2)

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『ONE.PIECE』ルッチ×夢主ページ2

受け主くん(口悪いです)
・CP9
・非能力者
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『は～…眠みぃ～』

今日は少し手こずってしまったが、特に怪我や問題もなく無事に任務を終えた。

事務的な作業も終わらせたので、ゆっくり睡眠でもとろうと思いながら歩いていると、嫌な奴に会った。

「フン…簡単な任務に随分と時間がかかったようだな…」

『あぁ？ルッチ…てめぇ…わざわざ煽りに来たのかよ…！殺すぞ？』

ルッチとは馬が合わず、すぐに喧嘩になる。

もちろん100％ルッチが悪い！俺は何も悪くない！……多分

「ハッ！やってみろ。道力2100のお前が俺に勝てれば、の話だがな」

『道力でしか人を測れねぇのかよ？猫ちゃんよぉ』

「あ？」

『猫は人間様には勝てないってこと教えてやるよ』

「望むところだ」

口喧嘩がヒートアップしていき、互いに殴りかかろうとすると

「やめんかッ！」

とカクに止められた。

『チッ…んだよ…止めんなよ』

「まったく…何でお主らは、顔を合わせる度に喧嘩し始めるんじゃ！もっと仲良くできんのか！」

仲良くも何も…

「コイツが…」『だってルッチが…』

「言い訳は聞いとらん！
ルッチ！Aが任務に行けば、誰よりも心配して落ち着きが無くなるくらいAのことを大切に思っておるのに何故喧嘩ばかりするんじゃ！」

「おい…！カク！」

『…は？マジで言ってる？それ』

「AもAじゃ！いつもチラチラとルッチばかり見ておるし、前には酔ってワシに”ルッチって、なんであんなにかっこいいんだろうな”って真顔で聞いてきたの忘れてとらんぞ！」

『うわぁぁぁぁ！バカ！内緒って言ったろ！』

「本当か…!?」

急にカクに暴露されて、気まずい空気が流れる。恥ずかしくて顔が見れない。

今までこの気持ちを……好きだって伝えたら一緒にいられなくなるって思って、黙ってたんだぞ…

でも、さっきカクが言ってたことが本当なら…俺のこと……？

うわぁぁ！もう！ダメだ！変なこと考えるな俺！

『っ～！俺、仕事終わってなかったから！片付けてくる！』

「あ…あぁ。俺もこんなことしてる暇はないんだ」

互いに顔を見れずにその場を去っていった。

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「よくやったわね、カク」
「これだけやっても素直にならないアイツら、なんなんだよ…」
「見ててもどかしい奴らじゃ…まったく」

『「(…さっきのって……意識していいのか……？)」』
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両片思い