え？モブっすけど？

２４話…よくわからん ページ24

鬱大「俺ほんまは姫華ちゃん苦手なんよなぁ」

目を細めて気まずそうに話してる。

「なら何で姉に付きまとってるんですか？」

単純な疑問だった。普通に気になっただけ。

鬱大「君に興味があったからやで」

耳元で話された。普通の女子なら頬を紅潮させて惚れるんだろうけどごめんね、そんな可愛げ私持ち合わせて無かったよ。

「キッモ」

鬱先輩の耳元で言ったら目見開いてこっちを凝視した後に頬を赤く染めた。え？まさかのマゾ？

鬱大「長い付き合いになりそうやわぁ」

「なるべく関わりたくないですけどね」

鬱先輩は人をからかって満足したのか中に戻っていった。それと入れ違いにトントン先輩が来た。

トン「えっと、生徒会就任おめでとうな」

「ありがとうございます」

トン「わからんことあったら何でも聞いてな？」

「はい」

トン「…なぁ、その、今度一緒に買い物行かへん？」

恥ずかしそうに髪の毛をかくトントン先輩。

トン「あ、デートとかそういうんちゃうくて！その、普通に仲よぉなれへんかなって…」

めっちゃ顔真っ赤。

「良いですよ。今度暇な時に行きましょう」

トン「ほんま？嬉しいわぁ」

めっちゃ笑う。表情忙しい人だなぁ。そろそろ中入るか。

トントン先輩を残して中に入ったらゾム先輩とらっだぁがなんか仲悪くなってた。

ぴくとくんはグルッペン生徒会長に負けて壊れて、レウさはが完全にダウンしてた。

コンちゃんは画伯になって緑くんが暇してた。

何があった？

ぴく「あ！Aちゃん！ちょっと手伝って！」

「えー、叙◯苑」

ぴく「高い！せめて別のにしよ！」

「パ◯コ」

ぴく「落差凄いけど良いよ！早く早く！」

ぴくとくんに急かされて座らせられる。

グル「なかなか強い助っ人ではないか」

うーん、なんかチェスって難しいんだよね。まぁ将棋だと思えば行けるか。








グル「…なるほど、君達は運動が得意な人が少ないのだな？」

ぴく「まぁほとんどの人が頭脳ですからね」

グル「体力強化合宿でもしてみるか？」

ぴく「全員倒れます。でも合宿良いですね。海にでも行きます？」

グル「海か。なかなかいいではないか」

「チェックメイト」

グル「！？」

生徒会長が立ち上がってゲームボードを目を見開きながら見る。完全に詰んでる。

「やったねぴくとくん。勝った」

ぴく「さすがAちゃん！やったー！」

二人でハイタッチする横でめちゃくちゃ悔しそうにボードとにらめっこしてる。

めっちゃスッキリした

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