７これって運命 ページ9
裕翔side
入学式も終わりぞろぞろと列になってそれぞれの教室に向かう。
その間、俺はずっと考えていた。
先程俺に肩ズンされましたあの天使はどこのどなたであられるのかと。
なんなんだあの非常識な奴はと最初こそイラついていたものの、
時間が経ってもあの寝顔が頭から離れず、
気付けば、どうすれば彼ともう一度出会えるのかということを考えることだけに時間を使っていた…(ここまで10分)
入学式は体育館に集まった順に席につくという謎のシステムのおかげで、彼が隣にいたけど…
クラス順に整列してしまった今、探し出すのは難しい……
「中島裕翔です。趣味はカメラとドラムです。軽音部入ろうかなって思ってます。よろしくお願いします。」
クラス内での自己紹介も淡々とこなしながら
(明日から彼を探す旅に出るか……)
とかなり無謀な計画を練っていた訳だが………
涼「えっと、山田涼介です！！好きな食べ物は苺です！！サッカー好きです！！よ、よろしく！！////」
え、
「同じクラス？！？！」
涼「へ…？」
どうやら神は俺に微笑んだようです……！！！！
「君、さっき隣の席にいたよね！？入学式で！！」
涼「え？えっとぉ、」
担任『お〜い、どうした中島〜。今は自由時間じゃないぞ〜。』
あの時の美少年が、なんと同じクラスだった。
「やっぱり運命かもしれない……」
涼「運命…？」
これを運命と呼ばずしてなんと呼ぶっていうんだ！！
彼はきょとんとしていたけど、無理もない。
だって知らない奴にいきなり話かけられてるんだからそりゃあ訳もわかんないだろう。
自覚はしている。
でも、一度言葉にしたら止まらない！！
俺ってそういう性格だから…！！！！
「うん。君と俺は、出会うべくして出会ったんだよ…！！！！」
涼「そ、それって……友達ってこと…？！」
彼の反応は予想外だったけど、
「え、？あ、うん！まずはお友達から…！！！」
涼「嬉しい…！！////」
担任『おい、そろそろ話始めていいか？』
嬉しそうに微笑む彼を見て、
これってもしかして脈アリなんじゃ…？なんて期待をする。
俺が中学時代妄想していた夢物語は
諦めるにはまだちょっと早いみたいだ。
…相手”男”だけど。
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未央 - 続き待ってます！頑張ってください！ (2018年8月17日 23時) (
レス) id: 71bdc0414f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ♪ - とても面白いです。続きが楽しみです。更新頑張ってください♪ (2016年9月28日 20時) (レス) id: 12dcd3c6ea (このIDを非表示/違反報告)
ベリーショート - すっごい面白いです！！山田マンボウサンの作品大好きです！！これからも応援してます！お体に気を付けて頑張ってください！楽しみにまってます！ (2016年6月26日 0時) (レス) id: 95a9d532ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱるっち(プロフ) - 面白いですね！応援しています！頑張ってください！ (2016年6月22日 15時) (レス) id: eb720dda54 (このIDを非表示/違反報告)
山田マンボウ(プロフ) - 一応裕翔とくっつけるつもりでしたがそこら辺の展開はまだ考えていないのでちねやまも考えてみますね（*＾＾*) (2016年6月22日 6時) (レス) id: dbfe6d342f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田マンボウ | 作成日時：2016年6月20日 1時
