・ ページ22
青side
忠「荷物は先送りしてくれるなんて、高校生のくせに生意気やなぁ〜」
なんていいながら俺のリュックを背負ってるたつくん。
たつくんが背負ってると、こんなに小さく見えるんや、、。
忠「喉乾いたやろ?あれ、買おうや〜」
そういってたつくんが指差したのは、生クリームがたっぷり乗ったチョコレートジュースの看板。
章「わぁっ、、すごっ」
あんなの地元に絶対あらへんな、、。なんて思ってぼけっとしてたら
忠「ほらっ、東京の思い出にどうぞ〜」
なんて、いつのまに買いに行ったんやろ。
章「あっ、いくらやった?」
慌てて財布を出そうとすると、たつくんが豪快に笑って
忠「はっはっはっ!そんなんええよ。高校生からお金とろうなんてそんなケチな人間ちゃうし〜」
って、いいながら俺の手にチョコレートジュースを握らせた。
ジュースはほんまにチョコレート食べてるみたいに美味しくて。
章「んまっ!」
なんて思わずいってもぉた。
忠「そかそか。よかったぁ〜」なんていいながら
章「今俺の写真撮ったやろ?」
ちゃっかりスマホ向けられてるし。
忠「ん?気にすんな気にすんな!」
そんな楽しい時間もあっという間で。
章「そろそろ時間やわ、、、」
もうすぐ、電車も来てしまう時間。
94人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みき(プロフ) - 更新ありがとうございます。やすくんがもし東京に進学したら…と思うと、ニヤニヤわくわくしちゃいます〜(*/∀\*) (2020年12月28日 1時) (レス) id: c6ee858f5f (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 更新ありがとうございます。窮鼠を観たやすくんの一言に胸がギュッとなりました…続き楽しみにしています。 (2020年10月12日 8時) (レス) id: eb998853f9 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 窮鼠のことが出てきて、高校生のやすくんがどんな反応するのかハラハラ(?)ドキドキしています!笑 どうなるのか気になります!楽しみですー! (2020年9月28日 1時) (レス) id: eb998853f9 (このIDを非表示/違反報告)
megumonkey(プロフ) - はじめまして。すごく面白くて続きが楽しみです! (2020年9月12日 5時) (レス) id: fa40db60d7 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 今までの作品、どれも読ませて頂いてます。お話の続き楽しみにしています! (2020年9月7日 17時) (レス) id: eb998853f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:逢碧 | 作成日時:2020年8月30日 19時