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#2 ページ2

そう言えば、望くんって何組だろ…





今日から高校2年生になった私は、廊下に張り出されたクラス配分の紙を見る




サラ〜っとしか見ていなかったから誰がどこのクラスか分からない







小瀧望…小瀧…あった!






クラスを見ると





『え!同じ?!』






思わず大声を上げてしまった
廊下の人たちの視線が一気にこっちを向く






その中には小瀧望くんがいて…






小瀧「ふっ、」





鼻で笑われました…





重岡「急にどこいくと思ったら〜ここにいた!」





さっきまで話していたシゲが来た





重岡「にしても、あの学校1イケメンの小瀧が同じクラスだとはな〜」





ブフ-ッ





同じなのは知ってるけど、小瀧望って名前を聞いただけで吹き出しちゃった笑





重岡「何してんだよ笑」





『ちょっと、ね、、笑』





そう。小瀧望くんは学校1のイケメンなんです

1年生の時はモテすぎて女子の9割は望くんが好きってなってたからな…笑




でも、彼女はいないんだって〜





まあ、その私も、サッカーやってる望くんみて
ずきゅんとやられちゃったわけで…




でもね、望くんは覚えてないかもしれんけど、
去年、廊下ですれ違った時、私の落とした教科書全部拾ってくれたの



『ありがとう…』



小瀧「いえいえ、」




そう言ってニコって笑ってくれた…






そのぐらいの接点しかないけど、
優しくて、カッコイイ望くんに惚れたんです






同じクラスになれた…嬉しい…!






重岡「にやけて何を考えとるん?笑」





『いや、考え事!』







シゲに私が望くんが好きってバレたら…


考えるだけでも恐ろしい…笑
絶対めんどくさいにきまってる







キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン




先生「重岡〜、鈴川〜授業始まるぞ〜はよ教室入れ〜」






重岡「はーいっ!」


『はーい』






一応紹介するけど、さっきの先生、去年もだけど、今年も私たちの担任の 中間 淳太先生
すごく頭がいい先生って噂









授業なんて放ったらかしで望くんの席を探す




うわっ、対角線上…遠いな〜

まあ、見えるからいいや!笑





シゲの席は意外と近く、私の斜め前。





重岡「ねえねえA、授業暇だな!」




くるりと後ろへ振りかえり、私に話しかけてくる





『一応授業中なんだから、前向きなさい!」

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作者名:のんた | 作成日時:2018年4月18日 21時

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