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#1 ページ1

私、鈴川 Aは
17歳にして初恋を経験しました!





私が恋をしたのは、サッカー部のキャプテン、
小瀧望くんなのです



.



るな「おっはよ〜!A!」





今日も親友のるなと登校中!


ほんとに頼りになるし、フレンドリーなのよ





『おはよ!ね、昨日の宿題分かった〜?』




るな「分かるわけ〜私が数学できないの知ってるくせに〜」




つんつんとほっぺをつつかれる





るな「ん?!おおお?!」




びっくりした…隣で大声出すなんて…



るな「A、恋しとるやろ〜?可愛くなっとる!乙女や、乙女!」





『へ、?私…?!』





親友の目は誤魔化せませんでした…笑





るな「前より可愛くなっとる!いつもかわええけどな!」




『そうかな…』




そんなこと言われたら照れちゃうよ…






重岡「よっ!おはよーさん!」





バッと後ろからシゲが突っ込んできた



まあ、これもいつものこと





私とるなが歩いてたら必ず後ろから来るんよ笑






るな「またこいつか!しっしっ!」




重岡「ひでーことするな〜。いいも〜ん、Aと行くから〜」




るな「こら!Aに甘えんな!」




シゲこと重岡大毅は私の幼馴染。








ちょっかいかけるの大好きで、
いつも私にばっか甘えてくる可愛い子です笑





るな「こんなんが幼馴染って、A、人生やり直した方がええで…」




シゲ「おい!それどーゆー意味だよ!Aにも失礼やし、その100倍俺に失礼や!」




『やり直した方が良さそうね…』




シゲ「Aまでひっどいこと言うな〜。しげちゃん泣いちゃう!」




るな「きっしょ!あっちいって泣いてこい!」





朝から騒がしい私達3人組です、笑





学校に着いたらるなともお別れ。


シゲと私は同じクラスだけど、るなは隣なのよね…



友達も少ない私(作るの苦手なだけ)は
シゲといることが多い





シゲ「A〜!」




『なあに?』




シゲ「呼んだだけ〜」





そうやっていつもニカッって笑うけどかまちょすぎて手が焼けます笑




まあ、そういう所が可愛くて憎めないんです





シゲ「A〜!腹減った〜!」




毎放課、何かと理由をつけて寄ってくる





『まだ1時間目終わったばっかでしょ!』




シゲ「早弁しよーよ〜」




『早すぎだわ!笑』





どこまで食いしん坊なんだか…





はあ、とため息ついて、ふと廊下を見ると、私の初恋相手、小瀧望くんがいた

#2→



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作者名:のんた | 作成日時:2018年4月18日 21時

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