Ｔｏｐａｚ (ページ32)

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思い出の＿2 ページ32

涼介side

コートを着て、マフラーを巻いて手袋。

外は一気に寒くなったから、完全防寒………簡単に風邪を引くから外では仕方なくマスクもしている。

それにしても、今日は一段と冷えて。

冷たい風がぴゅうぴゅう当たって、家の中の暖かさからの温度差が激しすぎる。

早く学校につかないかな、………っ、！

涼「ぃ……たぁ………っ…」

思わず側にあった電信柱に手をつく。

突然、頭がズキズキと痛み出した。

今朝は熱も平熱だったし、本当に体調が良かったのに……

涼「く、ぅ………いっ……」

すぐに立っていられなくなって、ずるずるとその場に座り込む。

どうしよう……ここは今の時間人通りが少なくて、助けを求めることはできない。

かといって、自力じゃどうすることもできなくて。

涼「っ、は…ぁ……うぅ……」

痛みは増していくばかりで治まる気配はない。
頭痛のせいで吐き気もしてきた。

大「……涼介？…おい、大丈夫かっ！？」

涼「だ、……ちゃ………いぅ…」

大「っ………もしもし？涼介が大変なんだ、すぐ来て」

大ちゃんが通りかかって俺を見つけてくれるまでどのくらいそこにいたのか分からない。

たぶん、慧くんに電話をしたんだろう。

大丈夫、もうすぐだから、と声をかけてくれながら隣にいてくれた。

しばらくして車の音が近づいてくる。
それも頭に響いて………っっ……

大「慧、」

慧「涼ちゃん、もう大丈夫だからね。大ちゃん、車に乗せるの手伝ってくれる？」

大「おう、涼介ちょっと揺れるぞ…」

涼「い゛っっ……！」

目を開けられなくて、状況があまり分からない。

ただ痛みに耐えていたら……恐らく、慧くんか大ちゃんに抱えられて車に乗せられたんだと思う。

家に着くまでの間は……地獄だった。

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スペースが余ったので……

沢山のお星様ありがとうございます！

初挑戦のジャンルなので正直不安でしたが……(今も不安)
読んでくださった方の声だと捉えて……嬉しい嬉しい…！←勝手にすみません。

感想や評価をいただけると作品に前向きになれますね！

それから、！

リクエストいただいた方、ありがとうございました。
終わり方の見えなかった【小さな背中】に混ぜさせていただいてます。

現在頂いているもう一つのリクエストも空いた時間に少しずつ進めております！

……が、今年中には出せない……【思い出の】も7くらい続くので……気長にお待ちいただければ幸いです。