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XM「で、なに」
LH「ルウの友達、イーシンって奴がいるんだ」
XM「Aは、どこの病院だ」
LH「ソウル峨山病院…に、いると思う」
XM「韓国最大規模を誇る病院、、」
LH「…うん、そう。」
XM「ほ、本当にギョンスなのか…？」
LH「多分、イーシンはギョンスに会ったことがないから間違ってるかもしれないけど行ってみる価値はある」
XM「……分かった」
LH「教えたぞ？絶対に抜け出して行ったりしたら許さないからな」
XM「…おう」
LH「じゃーな、安静にしてろよ」
XM「ありがとな」
LH「おう！」
" バタンッ "
XM「…やっと、会える……ッ」
確信なんてものはない
ただ、会える気がするんだ
この病室も、Aに染まってしまった
棚に設置している写真立ての中ではAが俺にヘッドロックをかけて俺が抵抗している写真
あれは、俺が勝手にAのプリンを食べたからだっけ。
Aにヘッドロックかけられてるのに、なんだか幸せそうな2人
あれは、本当に俺なのかな
XM「……会いたいなぁ、ッ」
Aが大好きだったこのプーさんのぬいぐるみが
Aに見えてくるから俺はもうダメだ
写真を見ては泣いている
この写真はあの時の…
この写真はあの時で…
思い出せば思い出すほど何かが込み上げてくるのが分かる
抱きしめてあげたい
俺が、安心させてあげたい
いや、俺に不満があったから出て行ったのなら
原因の俺が安心させてあげれるわけがないか
XM「…早く、体調治さなきゃ」
治して、退院して、Aを見つけなきゃ
XM「……ククッ」
自分の身体を見る度笑ってしまう
XM「なんだよこんな身体……っ！！」
倒れやがって
体力なんて沢山あったはずなのに
探して、探して、探す日々を繰り返すうちに
ボロボロになっていたのに気づかなかった自分が憎い
もしも、今倒れてなかったら探せてたのに
ルハナの「程々にしろ」って言葉を今更になって思い出す
Aに会えたら、名前を呼んであげよう
あと、あと……
何度でも "愛してる" って言おう
.
それから、Aにプロポーズをしよう
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ぱぉるぅ(プロフ) - うなぎさん» ドラマ！？有難うございます....！！ (2018年7月13日 14時) (
レス) id: 6910621be3 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎ - 本当に素晴らしい作品に出会ってしまいました。ドラマのような、世界に引き込まれる素敵な小説に出会えた私は本当に幸せです…！続編へ行く前にコメントをしなくちゃ！と使命感にかられてコメントさせていただきました。続編行ってきます！これからも頑張ってください！ (2018年7月12日 16時) (レス) id: 013e93df86 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぉるぅ(プロフ) - シュアさん» はい！病名は後々出そうと思ってたのですがまさにその設定です。笑 (2018年4月8日 22時) (レス) id: 6910621be3 (このIDを非表示/違反報告)
シュア - 主人公は、若年性アルツハイマーですか？ (2018年4月8日 21時) (レス) id: 32a3bf87ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぉるぅ
| 作成日時：2018年3月25日 2時
