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熱い ページ18

「せ、先生!魔茶が入りました!」

「あっ。モモノキ先生、ありがとうございます」

やった!受け取ってもらえた!

今日も恋する乙女!のモラクス・モモノキは教師全員に熱い魔茶を淹れていた。無論、これもカルエゴに近づく為の一つの口実である。

カルエゴは何の躊躇もなく、なんの疑いもなく、熱い魔茶を口に含んだ。


ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛アアアア゛ア゛ア゛ァ゛ア゛↓ツ ヴゥ゙ヴ↑!!!!

どこぞの‘とびっきりのクソ4コマ!!` という文が単行本の帯の中心にある、ギャグの方向性が一切脈絡がない漫画に出てきた共食いベーコンのような叫び声を上げて、カルエゴは立ち上がった。その拍子に机の上の書類が散らばる。

「大丈夫ですか!?」

「え、ええ」

カルエゴは書類を取ろうと一歩踏み出した。

ズルっと足を書類で滑らせた途端。

カルエゴは転倒してしまう。

転倒した先には、カルエゴが丁度整理をしていた段ボールが。

最悪の事態(恥ずかしい事)を避けようと、カルエゴは無理矢理に身体を捻る。

だが、重力の働きには逆らえずに盛大な音を立てて、倒れた。

段ボールの中にお尻をinした、カルエゴの何とも滑稽なその姿に教師達はクスクスと声を潜めて笑う。

カルエゴは両腕を組んで、プイとそっぽを向く。そのムス―ッとした、不貞腐れたような表情が、お菓子を買ってくれなくて拗ねてる子供の様で教師達の笑いを誘う。

(どうしたらいいのでしょう…?)

アワアワとカルエゴの方と、教師達の方を交互に見て、慌てているモモノキ。

しばらくの間、カルエゴに向かってこの段ボールにハマった話をすると、明確に顔色が暗くなりイライラしていたそうだ。








***

竹〇房ゥァア゛ーッ!のあれです。はい。

言いづらい→←お酒は程々に



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犬可愛いね! - 面白いですし、カルエゴ先生も可愛いのでもっともっとカルエゴ先生のファンになりました!素敵な夢小説をありがとうございます! (8月4日 20時) (レス) @page7 id: 16abd15ea3 (このIDを非表示/違反報告)
- カルエゴ先生かっわいいなぁ〜〜♪ (2021年11月4日 18時) (レス) @page3 id: d0265fec18 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白っかたです! (2021年10月3日 21時) (レス) @page22 id: 0d42b433ed (このIDを非表示/違反報告)
猫叉(プロフ) - 不真面目な茄子さん» 作者さんの笑いの才能が羨ましいですっ。ありがとうございます!!楽しみに待ってます!! (2020年5月24日 22時) (レス) id: 6d40387773 (このIDを非表示/違反報告)
不真面目な茄子(プロフ) - 猫叉さん» コメントありがとうございます!了解しました! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 2a73ac8ee5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コアな人 | 作成日時:2020年3月4日 17時

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