ページ ページ28
暗く静かな視界から明るいが呪いの気配がビンビンする視界へと変わった
ふざけてんのか？と愚痴をこぼしたいがそんなことしている暇がない
私はイライラしながら目の前にいる呪いを見ていた
「…………親玉が一級か」
それ以外は二級以下かと思いつつ様子を見ている
忘れていたのできちんと鎌を出しておく
「来いよ……今、イライラしてんだ
本気とまではいかなくても楽しませろよ」
『きゃははははは！』
来る呪いを一体一体確実に祓っていく
鎌はまるで呪いの血で青く黒く染まっているように見えた
「ほらほら来いよ」
その姿は確実に死へと誘い祓うことを楽しんでいる
それに加え死にたい思いから傷つくことさえ厭わないその姿は
確実に戦姫と言われるぐらいに恐ろしく優美な戦い方であった
「私はこんなぐらいで死なないぞ！死ぬために頑張れよ！」
時として30分ぐらい彼女としては少しかかったと感じるごろ
ほとんどの呪いを祓っていた。親玉は残ってるが
「んで？傍観者は何をしたいんだ？」
『殺"す"覚"悟"し"ろ』
特級に近いな。素直にそう認めた
彼女は腰の方にかけてある水筒を取り出した
「頑張ってくれ……こ世界の終わりなんて呆気なく終わらせるために
私が死ぬために」
そう言って鎌を水筒に近づけ水を出したら
水が鎌の近くで落ちることなく停止した
「だから……頑張れよ」
彼女の笑みはただ目の前の敵に容赦なく向かう呪術師であり
彼女の目的のために糧とする捕食者であり
全てに諦めている死にたがりやでもある
彼女は生死を問わず攻撃するので一番怖い敵だ
だって人間の恐ろしいところって
決断したことに躊躇も躊躇いもなく
襲いかかってくる信念と殺意という名の復讐心を
相手にぶつける覚悟を持てることだ
そしてそれの最大の武器は
頭脳だってことを忘れてないか
「行くぞ」
彼女は走り出した。呪霊もその体を伸ばして攻撃する
それを華麗に交わしたり切ったりして避け続けている
彼女の鎌は彼女の思い通りに切って切って切っていき
まるでその姿は人々も呪いも恐れ呪術師は敬い畏怖し
本当の異名を消しさるほどの存在感を示した
死へと誘う魂を刈るもの
“死神”に
「まあこんなもんだろ」
全て倒し終わった彼女は皆に合うために足を動かそうとしている
ただ彼女にとってきかがりなことといえば
『ワオーン』
犬の鳴き声が聞こえてきたことである
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「呪術廻戦」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜吹雪@低浮上(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます！頑張りますね〜機会があれば会いましょう！ (2021年4月29日 12時) (
レス) id: 52e526ba44 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね！ 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう！ *´▽`* (2021年4月29日 12時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
