【ヒプマイ】○○しないと出られない的なやつに閉じ込められた時の対処法。

〃【MC.L.B】 ページ22

「Aさん、またですか」

「またですね。三郎は二回目だけど私何十回もやってるから。」

「…お疲れ様です。」

中学生に同情されちゃったよ。お題を伝えると、え"っ。と声を出して悩みだした。

「え"って何さ。」

「いや、いい所って意外と思いつかないものじゃないですか」

「…そう？じゃあ私から言っていい？」

「いいですけど…」

「三郎はね、とにかく可愛い！見てて癒される。あと優しい。一郎大好きな所もいい。頭いいし、ボードゲーム上手！…あっ、今度やろうよ！」

「はいはい、そうですね。じゃあ僕からも、

………何時も遊んでくれますし、優しいです。いち兄とも仲良いし、二郎とも仲良いのは気に食わないですけど。
面倒見いいですし、お菓子作ってくれるし…あと、美人。」

「あはは、ありがとう。じゃ、行こっか」

「あ、はいっ！」





「二郎も三郎も可愛いな〜」

「はぁ？二郎と一緒にしないでください」

「ごめんね。」

「あ…すみません、送って貰って…」

「大丈夫大丈夫。中学生を一人で帰らせる訳に行かないでしょ。」

「ありがとうございます」

「お、三郎！おかえり。」

「おいさぶろ〜、お前も送って貰ってんじゃねぇかよ！」

「うるさいな二郎。僕はちゃんとお礼言ったし！」

「お前ら喧嘩するな。ありがとな、A」

「どういたしまして、じゃあね」

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