【ヒプマイ】○○しないと出られない的なやつに閉じ込められた時の対処法。

ハグしないと出られない部屋。【DOPPO】 ページ13

「独歩じゃないですか。…お疲れ様です、」

「ありがと…ところでここはどこ？」

「ハグをしないと出られない部屋です。」

「は、？」

あ、ショートした。隈の酷さから三日は寝てなさそうだね。
暫くするとはっと意識を取り戻して顔を赤くする独歩。

「早く出よ、そして独歩は寝なさい」

「いや、でもハグって…俺、三十路手前のオッサンだよ？嫌じゃないの……？」

「嫌じゃないよ、ほら。」

「……ごめんね、」

「謝らないでいいって、」

「……ごめん」

ごめんごめんって謝りながら抱きついてくる独歩。余っ程疲れてたのか、暫くハグしていると独歩がウトウトしていた。

「眠い？」

「ん…いや、大丈夫…」

「嘘つけ。ほら、早く部屋から出よう。」

ほとんど寝ている独歩の背中を押して部屋を出る。フラフラしながら歩いててすごく危なっかしい。
部屋から出るとシンジュクの駅の付近だったのでとりあえず独歩を家に返して、自分もイケブクロに戻った。

「あ〜、あの部屋ね。お疲れ〜」

「独歩少しは休ませてあげてね〜」

「りょーかい！ごめんねAちゃん、わざわざ家まで。」

「ううん、気にしないで！」

後日会った時に、復活した独歩が凄い勢いで謝ってきたのでびびった。


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✿病み猫さん、リクエストありがとうございました。

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