傷が導くカケラ (ページ37)

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潤side

113・・・ここが翔くんの家か

潤「リーダー。部屋の鍵を」

智「うん」

リーダーは鍵を鍵穴にさしこんだ

横にズラすとガチャっと音が鳴った

智「空いた・・・よし入ってみよう」

お邪魔しますと家主のいない家に乗り込んだ

玄関は至って普通かな

脱ぎ捨てとかは目立つけどこれは

翔くんの性格上仕方がないことだ

和「ここがリビングみたいだね・・・とにかくみんなで手分けして探してみる？」

雅「そーだね」

潤「じゃあ俺とにのはこのリビングでリーダーと相葉くんは寝室を中心に探してみるか」

雅「おっけ！じゃリーダー行こう！」

智「おう相葉ちゃん」

リーダーと相葉くんは寝室に向かった

それにしても翔くんの家自体は来たことはあるけど

ここに来るのは始めてだな

数ヶ月前に翔くん引っ越しちゃったからな

前のところはあそこまでセキュリティが頑丈っていうのじゃなかったけど

なかなかいい物件見つけたな

俺にもその不動産教えて欲しいぜ

和「それにしても翔さん料理しないんだな。ほら見てよ。冷凍食品がいっぱい」

潤「外食とか多いらしいからね。だからテレビで料理する時悲鳴があがるんだよ」

和「俺もあまりしないけどそこそこ出来るのに」

まあそこが翔くんの人気の秘訣だったりして

だけどいい物見つからないな

資料とか散らばっているけど

どれも仕事に関するものだし

和「潤くん。隣の部屋にパソコンがあったけどのぞいてみる？」

潤「え、パソコン？・・・確かにパソコンになんらかしらのデータがあれば事件のヒントになるかも」

和「でしょ」

そう言うとにのはパソコンを開き

電源を入れた