お話会に行ったら恋された【桃】

23話☆ ページ25

さとみside


衝撃のあまり、Aの手をつい離してしまう


母「A？一体どういうことなの？」


『あっ、の……』


……ｯ



Aを、心配させるな


守れ、美紗翔



さ「だいじょーぶ、俺がなんとかするから」ｺｿｯ


『えっ？』


さ「こらっ、そんな大きい声出すな。大丈夫だから」ｺｿｯ


『は、はい…』ｺｿｯ



Aの母親に聞こえない程度の声で話す


…よし



さ「Aさんのお母様、ですよね？」


母「えぇ、そうだけど

貴方は誰なの？Aとどういう関係？」


さ「それについて今からお話ししたいので、

一旦カフェコーナーに行きませんか？」


母「…いいけど」


待ってAのお母さんどういう立場？

上から目線すぎん？？w


そう思いつつもAの手を取り、カフェコーナーへ歩き出す



『大丈夫、ですよね…？』ｺｿｯ


さ「大丈夫だってば。安心して」


不安げなAを安心させるため、自然と笑顔が溢れる

Aもなんだか安心している気がして、勇気が出たのは秘密。


◇カフェコーナー◇


母「それで？話してちょうだい」



さ「はい。


まず、僕は桃園美紗翔と申します。」



母「それで、一体どんなお仕事をしているのかしら？」




…大丈夫



今の俺なら



Aのためなら







Aと離れ離れにならないためなら





さ「僕は






YouT○beでゲーム実況などを投稿している



すとろべりーぷりんすの桃色担当“さとみ”です」

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