運命じゃん Pt.2 【白布賢二郎】

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＊ 1時間後


ということで現在


男子寮の白布くんの部屋の前におります。


“川｢俺も他の人もやらなきゃいけないことあって誰も出れないんですよ…

それに、寺野さんが行った方がアイツも喜びます｣”


……


そんなこと言われちゃ断れないだろう！！



『はぁ…』


意を決して部屋のドアを3回ノックする


白｢……はい｣


と気だるそうな声


『白布くん、Aだよ。開けてくれる？』

すると


ガチャッ

と勢いよく開いたドア


白｢ｹﾎｯ、Aちゃん…なんで？｣

『川西くんから聞いた、早く部屋入れてね』

白｢ダメ、移る…｣

『移ってもいい。入れろ』

白｢あ、ちょっと…！｣


強引に部屋に押し入る


あ、白布くんの匂い……


！！！

キモ！！！自分キモ！！！！


『な、なんか食べた？』

白｢食べてない…、けどダメだよAちゃん

ホントに移っちゃう｣


いくら言っても聞かない白布くん

『もーー…じゃあ治って、春高も終わったら一緒に遊び行こ？』

ね？と首を傾げる


白｢え、あそ…え！！！｣

と叫んで

シュバッとベッドに潜り込んだ白布くん





忍者か




早く飯を作れ


と言わんばかりの眼差しに押され

私は軽くご飯を作り始めた









．









白｢(…嫁……ふふっ、白布A…うわ、さすがにキモイ、やめよ)｣

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