魂は青白く光る ページ40
私たちは避難先での応急処置を終え、
みんなの無事な帰りを待っていた
その時、
『……！！』
(空気が変わった…？酷く冷たい…嫌な感じがする…)
エースやデュースは気付いていないみたい。
(もし、前回のリドル先輩と同じだとしたら？
リドル先輩達が頑張ってレオナ先輩とブロットの化身を
倒したとして…
もし、アイツが出てきていたとしたら……)
『Accio Firebolt(来い、ファイアボルト)』
私は呪文を唱え、箒を手元に手繰り寄せる。
ﾃﾞｭｰｽ「A？どうした？」
『もし、もしもだよ…あの時と同じく最後に
アレを倒す魔法は私しか使えない…！
嫌な感じがするの、空気を吸う度に肺が凍りつくような
心が遠のいていくような…
私、行ってくる……！！』
2人は私の言葉に固まり、頼む。と声を掛けてくれた
そのまま箒に跨って全速力でレオナ先輩達の元へ向かう
『お願いだから、誰も吸い取られていないでいて…！』
…… 。
ﾘﾄﾞﾙ「くっ…！！
この！レオナとラギーから離れろバケモノ！！！」
ｹｲﾄ「リドルくん！！
う"ぅ"…頭が…無茶だ……もう…」
ｼﾞｬｯｸ「ちくしょう！！なんなんだ！こいつら！！」
ﾚｵﾅ/ﾗｷﾞｰ「「……」」
『……！！
Expecto Patronum(守護霊よ来たれ)！！！！』
到着した時には既に不味い状況だった。
レオナ先輩の上に庇うように倒れているラギー先輩
2人の口からは既に青白い魂の光が出かかっていた
2人の周りにまとわりつき、魂を吸おうとしている
ケイト先輩も膝をついていて、危険な状態。
私はそのまま空中で魔法を放ち、レオナ先輩とラギー先輩にまとわりついている
ｼﾞｬｯｸ「ライオン！？レオナ先輩の魔法か！？」
『ギリギリ間に合って良かった…！』
ﾘﾄﾞﾙ「アリス！」
急いで地面へと着地し、倒れているレオナ先輩達の前へと立つ。
杖を構え、
奴らは私の嫌な記憶を思い起こさせ、私の魂を吸い取ろうとしてきていた。
それでも私は真っ直ぐに奴らを見つめ返し、呪文を唱える
『Expecto Patronum(守護霊よ来たれ)』
意志を強く持った私の守護霊は複数になって現れ、
青く光る獅子たちは奴らを消滅させてくれた。
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心春 - これは神作ですか！？めちゃくちゃ面白かったです！ 余裕があれば更新楽しみにしております！ (2022年2月9日 3時) (
レス) @page43 id: 4aa887a889 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - すごく面白く一気読みしました！！次の更新とても楽しみにしてます！！！ (2021年12月15日 21時) (レス) @page43 id: 8d34c21b9b (このIDを非表示/違反報告)
かわあい - やばい超面白い！！次の更新が楽しみ！！ (2021年11月17日 18時) (レス) @page43 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 神作はこれだから、読むの辞められない！ww 続き楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2021年11月4日 23時) (レス) @page42 id: 20fdbcd504 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかの(プロフ) - みのみのさん» みのみの様 お優しいコメントありがとうございます！ 大きな仕事の案件が終わり、落ち着いて来ましたので少しずつまた更新します！ (2021年10月22日 19時) (レス) id: e15f151ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかの | 作成日時：2021年10月14日 13時
