人に優しく、自分にも優しく ページ19
ﾃﾞｭｰｽ「この時間ならもう寮に戻ってるかもしれないな」
ﾘﾄﾞﾙ「ああ、もう5時か。ハートの女王の法律・第346条
「午後5時以降は庭でクロッケーしてはならない」
ボクはいったん寮に戻るよ。
目を離すとルール違反をするヤツがいるからね。」
ｸﾞﾘﾑ「ちったぁ丸くなったかと思ったのに相変わらずなんだゾ。」
ﾘﾄﾞﾙ「うっ……。こ、これでもだいぶ、かなり、
ルールを緩くしてるつもりだけど。」
ｹｲﾄ「うんうん。前よりかなーり優しくなったよね。真面目なところもリドルくんのいいとこだよ♪
ってわけで、頑張ってねリドルくん。」
『周りを許すことはきっと…自分自身を許すことに
繋がります。無理せずゆっくりで良いと思いますよ』
ﾘﾄﾞﾙ「うん、ありがとうアリス。
…さっきは助けてあげられなくてすまなかった。
フロイド達からも君を守れるようボクはもっと強くなってみせるから。
……それじゃあね」
リドル先輩はとても申し訳無さそうな顔をしながら
私の頭を撫でて帰っていった。
ｴｰｽ「んじゃ、オレたちはサバナクロー寮に行ってみよっか」
リドル先輩を見送った後、私達はそのままサバナクロー寮へと繋がる鏡に入っていく。
…… 。
«サバナクロー寮»
ﾃﾞｭｰｽ「おぉ〜。ここがサバナクロー寮か。」
ｸﾞﾘﾑ「ゴツゴツした岩みてぇな建物だ！
あそこにあるでけー骨、なんの骨だ？」
ｴｰｽ「ウチの寮とは全然雰囲気が違うな」
『私の寮とも全然違う』
ｹｲﾄ「それなー、なんか、超野性味を感じるっていうか？
もう空間そのものがワイルドだよね〜。」
ｴｰｽ「で、ジャックだっけ？どんな奴なんスか？」
ｹｲﾄ「褐色肌に銀髪。狼っぽい耳とフサフサの尻尾がトレードマークらしい。」
ｸﾞﾘﾑ「フサフサの尻尾……おっ、アイツじゃねーか？」
ｹｲﾄ「ビンゴ！グリちゃんお手柄。特徴ピッタリ。
彼に間違いない」
ｴｰｽ「っつーか、さっきの双子に引き続き、体デカっ！」
ｹｲﾄ「あれは運動部がみんなスカウトしたがるわけだね」
ﾃﾞｭｰｽ「あのたくましさは格闘技にも向いていそうだな」
ﾕｳ「早速話し掛けてみようか」
『はぁ…寮に帰るの怖い…そうだね、声掛けよ』
ｹｲﾄ「Aちゃん…リドルくん達と転寮手続き進めとこうか？」
私がずっと落ち込んでいるとケイト先輩が慰めてくれた
ｸﾞﾘﾑ「オイ、そこのツンツン頭！」
その隙に何とも失礼な声の掛け方をグリムがしてしまった…
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心春 - これは神作ですか！？めちゃくちゃ面白かったです！ 余裕があれば更新楽しみにしております！ (2022年2月9日 3時) (
レス) @page43 id: 4aa887a889 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - すごく面白く一気読みしました！！次の更新とても楽しみにしてます！！！ (2021年12月15日 21時) (レス) @page43 id: 8d34c21b9b (このIDを非表示/違反報告)
かわあい - やばい超面白い！！次の更新が楽しみ！！ (2021年11月17日 18時) (レス) @page43 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 神作はこれだから、読むの辞められない！ww 続き楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2021年11月4日 23時) (レス) @page42 id: 20fdbcd504 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかの(プロフ) - みのみのさん» みのみの様 お優しいコメントありがとうございます！ 大きな仕事の案件が終わり、落ち着いて来ましたので少しずつまた更新します！ (2021年10月22日 19時) (レス) id: e15f151ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかの | 作成日時：2021年10月14日 13時
