spring time

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「うわ、ジュネのテストなに？」

「うっ//うっせぇーな」

「これ50点満点？(笑)」

「そういうお前は？‥‥‥‥は？！」

「なに？」

「‥‥‥‥‥‥嘘だ」

嘘じゃないんだよジュネさん

「全部95点以上なんて…」

「えへ」

「キモ」

「ヤー！！」

勉強嫌いじゃないんだよ私



期末テストも終わって
あっという間にすぎた一学期

明日から夏休みだ


「ジュネ夏休み何すんの？」

「バイト」

「ふーん。バイトね…」

「お前は何すんの？」

「私もバイトしようかな」

「は？」

「特に予定ないからバイトしようかなって」

「どこで？」

「んーまだ決めてないけど。ジュネは？」

「ガソスタ」

うわ、ガソスタって
暑そう‥‥

「倒れるなよジュネ」

「俺もそれ心配」

「普通に熱中症なりそうだもんね」

「ほんとなー。取り敢えず
おまえのバイト決まったら教えろよ」

「うん。わか「ジュネく〜ん」




タイミング(笑)


「‥‥‥‥‥‥‥お呼びだよ？ジュネくん(笑)」

「うっせ(笑)行ってくるわ」

「程々に」

「おう」


ジュネは綺麗なお姉さんとどっか消えた

今日はあとホームルームしかないから
きっともう帰ってこないんだろうな



最近、ジュネとジナンしか友達がいないからか
二人がいないと自動的にぼっち

前は一人でもなんにも思わなかったけど
今はつまんない



“いつも”の二人がいないと落ち着かない



夏休みかぁ…



みんなそれぞれ遊びの約束を取り付けて
来る夏休みに浮き足たってる


私は楽しい夏休みになるの？



とりあえず

バイトしよ！バイト！
そしたら予定はある程度埋まるし

暑くなくて、あまりつらくないとこがいいな


「Aー」

「え？あ、ジナニ」

「教室戻るの？」

「うん」

「夏休みなにするのー？」

「決めてないけど、バイトしようかなって」

「どこで？」

「だから決めてないってば」

「あ！そっか(笑)」

「ジナニ勉強しすぎておかしくなった？」

「ひど！でもそうかも。」

「なに、言ってんだ(笑)」

「A夏休みになっても遊んでね」

「え？勉強は？」

「息抜きぐらいさせてよ」

「(笑)、そうだよね
私は基本暇だと思うからジナニが息抜きしたいとき連絡して」

「うん」


学年が分かれる廊下の前でバイバイして
教室に向かった


ホームルームの先生の長ーい話が終わって無事一学期終了



帰り道はせっせと
携帯でバイトを探しながら帰った

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