【CS/派生】神童 (ページ5)

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一切相手にされず、薄いリアクションを返されても挫けない。それどころか躍起になって燃え上がる彼女だが、心底嫌気が差したような態度を取られると途端に大人しくなるそう。その後しばらくはばつ(・・)が悪そうに萎縮しているものの、しかしながら3日も経てば元通りになっているだろう。ただ一応、以前と比べていたずらは控えめになっているらしい。

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意外に思えるかもしれないが、彼女はかなりせっかちである。常に何かしていないと落ち着かないようで、スケジュールはぎゅうぎゅうに詰めておきたいのだとか。それ故、何もせずにのんびりと過ごすことが大の苦手である。

また、その躁急さから無駄なことは極力削りたいという考えを持つ。歩くときは早足で、特に用事がないときでさえ、まるで何かに追われているかのようなゆとりの無さが見て取れる。

ちなみに彼女にとって無駄なこととは、する意義を感じないもの。つまり判断基準は彼女の感性による為、かなりあやふやである。無駄を嫌うと言うわりにいたずらが好きなのもこれが理由。
本人の中では筋が通っているようだが、『気は向かないが成すべき務め』と『やらずとも良いが興味のあること』なら後者を優先するその様は、傍から見ればただのわがまま娘である。

だが、そうやって何もかもを選り好みする彼女も最近は成長したのか、ぼやきつつも自分でやることも。……その皺寄せが他人に行った場合のみ、という条件付きだが。

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彼女はエフェドルの最年少である。本人はそれをアドバンテージだと捉えているようで、相対的に能力を高く見せたり、年齢を理由に面倒事から逃げたり、としばしば武器や盾として活用している。

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どうやら努力で勝ち取った結果より才能で得た、または気を張らず手に入れた結果の方が優れていると考えているようで、自発的に努力することを避ける傾向がある。今までそのスタンスで生きてこれたからこそ、その思想が色濃くあるのだろう。

未熟なところもまだまだ多いが、本人がそれを気にしている様子は無い。出来ないということはその分伸び代がある、いつか出来るようになる、と信じている。