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時間が止まったかのように思えた中でも、降り続ける雨が肌を伝っていく感覚はあった

異常なまでに整った容姿、誰もが聞き惚れる甘い声、そして吸い寄せられる大きな星のような瞳

その姿で…その声で…自分の名前を呼ばれただけで胸が熱くなる




すると、未だに固まっている私にアイは傘を持ったまま小走りで近付いてくる








アイ「ってそんな訳ないか…Aはもういないんだし…迷子かな?まさか捨て子…?」

『ぁっ…っ……』

アイ「大丈夫?雨に濡れてビショビショだ…このままだと風邪引いちゃうよ」








私に傘を翳し私の顔を覗き込む

その時、私は全てが溢れ出たように涙が零れた

雨で濡れているからどちらかは分かりにくいけれど








『ああぁぁぁぁ…!!!ひっぐっ…ああぁぁぁ!!』

アイ「あわわっ!?どうしたの!?え、えーっと…よしよーし!大丈夫だよ〜怖くないよ〜!
うーん…このまま放っておく訳にもいかないし…ひとまず家に連れて帰ろう」









アイはまだ泣き続ける私を抱きあげ背中をさすってあやしてくれる

傘を持ちながらだからやりにくいだろうに…



その後、私は一旦アイの家へと連れて帰られた







そして、私はそこで衝撃を受けた

なぜなら…










アイ「ごめん''アクア''、''ルビー''!ママちょっとタオルとか色々持ってくるからその子のこと見てて!」

ルビ「えぇぇ〜!?ママこの子どうしたの!?ビショビショじゃん…!というか、なんかすっごい
美人なんですけど!!」

アクア「落ち着けルビー、ただ流石に急で俺もちょっと吃驚したけど…お前捨て子か?」










知らない間に、アイに子供が2人もいたこと

え、待って頭が追いつかない…というかいつの間に?そして誰との子??
この様子だとゴシップにはなってないみたいだけど…謎が多すぎるけど一旦それは置いておこう

というかこの歳のわりにめっちゃ喋れるじゃんこの2人










『いや、捨て子ではないよ、施設から抜け出して雨の中途方に暮れていたらア……君達のお母さんが見つけてくれたの』

ルビ/アク「「超しっかり喋れるじゃん」」

『君達には言われたかないよ』

ルビー「お兄ちゃん…もしかしてこの子も…

アク「この感じだと有り得るな……なぁ…一つ聞きたいんだけど」

『ん?』









アク「お前、もしかして前世の記憶とかあったりする…?」

『うん、あるよ』

ルビ/アク「「即答かよ」」

三→←一



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マニ。(プロフ) - 甘雪さん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話したいのですが不可能でしょうか?これからも更新応援してます💖☺️ (2月12日 11時) (レス) id: f769238e4f (このIDを非表示/違反報告)
甘雪(プロフ) - りこまるさん» 私も心の中で叫びながらこの話書いてました…生存ifの方が良かったかもしれない… (2月11日 21時) (レス) id: bc2917c11b (このIDを非表示/違反報告)
りこまる - あ、あいいいいいい!!! (1月4日 20時) (レス) @page21 id: 9a77c9521c (このIDを非表示/違反報告)
花雪(プロフ) - こじさん» ありがとうございます!!色々私生活が忙しくてなかなか更新できずすみません....一段落したら更新しますのでしばしのお待ちを...!! (6月19日 21時) (レス) @page12 id: bc2917c11b (このIDを非表示/違反報告)
こじ - 十一話も頑張れ〜〜✨ (6月19日 0時) (レス) id: c568b73313 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年5月28日 0時

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