ずぅっと一緒【紫京院ひびき】 (ページ22)

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レッスン場につき軽いストレッチをしているとプリパスを持ったトラが近づいてきた

なんかニヤニヤしてるけど…盗撮とかじゃなきゃいっか

ただ流石に気になるので試しに聞いてみることにした

『トラ、ニヤニヤしてどうしたの？まさか盗撮とかじゃ…』

トラ｢それもあるトラがそれよりこっちトラ！なんとなんと！Aの新曲が完成したんだトラ～！！｣

『えっ！？本当に！？というかトラ、さり気なく盗撮しようとはしてたんだ』

トラ｢うっ…まあまあそれは水に流して！さっそく新曲を聞いてみるトラ！Aにピッタリの曲を
お願いしていたからきっといい曲トラよ！｣

何気に水に流された…まあ新曲に免じて許してあげるか…

プリパスから流れる曲を聴くと、本当にいい曲だった

私だけの曲か…なんかすごく嬉しいなぁ！早く覚えてみんなの前で歌いたい！

曲名は…

『｢promise of Love｣…愛の、約束…』

トラ｢曲名もいいトラねぇ～、まさにぼくとAを表し…？どうしたトラA｣

『えっ！？あーいや、ううん…なんでもないよ…いい曲だね！よしっ！もっと頑張って
早くファンのみんなに聞かせよう！』

トラ｢その意気トラA～！ぼくも全力で協力するトラよ！｣

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数時間休憩を挟みながらレッスンをしていたが流石に疲れてきた…

そういや私前までそんなに動いてなかったから体力がまだあんまり無かったんだった…

小さい頃の自分が戻ってきて欲しい…

トラ｢A大丈夫トラ？あまり一気にやりすぎても良くないトラ、今日はこの辺にして
プリパラ内を散策するのはどうトラ？｣

『確かにそうだね…今日は一旦終わりにしようかな…』

トラ｢それじゃあもう少し休憩したらぼくとAの初デートに出発トラ～！！｣

『あはは…そうだね～…』

体が休まった後服を着替えレッスン場から出てプリパラ内を散策しようと外に出ると

なぜか女の子達が一斉にこちらに集まってきた

｢Aちゃんだよね！？この間のライブ見てたよ！私すっかりファンになっちゃった！｣

｢私も私も！理想のアイドルキターって感じ！｣

｢ねえねえ次はいつライブをするの？！｣

｢A様親衛隊隊長の者です！デビューライブで貴方様の虜になってしまいました！！｣

｢近くで見るともっと可愛い～！！｣

ど、どうしよう…嬉しさ半分困惑半分！！私は聖徳太子じゃないから無理～！！