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☆慰める方法 (冷泉ガモン)* ページ43

今回は、Ψ藤さんのリクエストで。

マーダガラムの冷泉ガモンです!

もはや、更新する気がないんじゃ無いかと思われそうですがそんな事はありません!

断じてありません!

リクエストを消費したら、2に行くつもりなので…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺の劇団には、対応がめんどくさいのが2人いる。

1人は、ご察しの通りユーマだ。

アイツはいちいちめんどくさい。

が、ユーマと同じくらい…いやそれ以上の奴がいる。

それは…。


「ガモにゃーん、おーい!」


「うるせぇな!お前は、さっきから!」


今、俺の腕を掴みわーわー言っている奴。

黙っていれば良いのだが、口を開くとめんどくさい奴になってしまう。


「ねぇねぇ、ガモにゃん!」


「だから、うるせぇよ!取り敢えず、腕離せ!」



そんな日々が続く中、殆どの劇団員が帰った後。

俺は、月の光が届く部屋でボーっとしているアイツを見つけた。

珍しく静かで、その横顔は綺麗と思わず呟いてしまうほどだった。


「ん?あれ?ガモン君?」


頷いて俺は、横に座る。


「お前、珍しく静かだな。」


「失礼な!私が、あーいう風にしてるのは…。」


そこまで言うと、彼女は下を向いてしまった。

やはり、いつもの違う。


「…ねぇ、ガモン君はさ。賑やかな私の方が好きかな?それとも、今の私が好き?」


俺がその問いに戸惑っていると、少し笑いながら言った。


「私に、どっちが似合ってるかって事。」


「あー、どっちもお前らしいんじゃ無いか?」


俺の返答に、少ししょげた顔をするアイツ。

どうした?と聞くと、こう言った。


「賑やかなのって、私苦手なの。だけど、友達に大人しいのはぼっちだって言われて。」


「それで、キャラを作ったが今になって迷いだしたと。」


俺の言葉に、ご明察と苦笑しながら言う彼女。

やっぱり、悩んでたんだな。


「…じゃあ、俺の1人の前では今の感じで良いぞ。」


俺の言葉に、驚いた顔をする。


「そっちの方が楽だろ?それに、さっきはあー言ったが…どっちのお前も好きだ。」


「本当に?」


俺は頷く。


「ありがとう、友達って素敵だね。」


本当に嬉しそうな顔をするアイツ。

が、俺は1つ訂正がある事に気付いた。


「友達の好き、じゃねーな。」


「…えっ、それって…。」


俺は、アイツの顔を見ながら言った。


「なぁ、お前を女として好きだって言ったらどうする?」


その日は、やたらと月が綺麗だった。

☆決めた…? (ルガルガン)*→←☆お疲れ様 (膝丸)*



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聖奈 - 花道時代さん» イナズマイレブンオリオンの刻印のキャラです (2019年5月8日 20時) (レス) id: 80fa899f64 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - 美紅さん» リクエスト、ありがとうございます。短くまとめてもう一度、コメントして頂ければ書きたいと思います。よろしくお願いします! (2019年5月8日 19時) (レス) id: f90052b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - 聖奈さん» リクエスト、ありがとうございます。ベルガモとは、どのアニメのキャラでしょうか? (2019年5月8日 18時) (レス) id: f90052b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - ↓の続き2ポケモンセンターを出ようとするとプラズマ団が現すゲーチスがいて気付かれないNと最悪な再開まさか連れ戻す誘うとする戻りたくない Nの話をお願いします (2019年5月3日 8時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - ↓の続き崖から落ちたと言うトレーナーをなるためカミツレが教えてくれた新しい服装を着てポケモントレーナーする一年後13歳になってアララギ博士の所に到着したパートナーのチョロネコトウヤたトウコの出会ったトウヤとトウコの幼馴染チェレンとベル初めての友達 (2019年5月3日 8時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花道時代 | 作成日時:2018年6月5日 21時

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