フェアじゃない ページ7
.
宏光「へっへっへ、丸見え〜」
「ちょっと!消して下さいよっ」
宏光「だーめ。言ったでしょ?じっくり見るって」
「無理です、恥ずかしすぎますっ…//」
極度の恥ずかしさから口元まで引っ張り上げたシーツ。
それでも、そんな私の無駄な抵抗はいとも簡単に引き剥がされて。
あっというまに覆い被さってきた宏くん。
宏光「明るいとこで見るのってはじめてかも…」
まじまじと私を見つめながらそう呟いた彼に、ぶわ!って一気に熱を帯びる顔。
「…ずるいです、私だけ…」
宏光「え?」
「宏くんも脱いで下さい…//」
言った後に恥ずかしさが込み上げて、思わず視線を逸らすけど。
不意に腕を掴まれて、宏くんのニットの裾へと誘導された。
宏光「…じゃあ脱がせて」
ふふ、って悪戯に笑いながら両手を万歳させる彼。
恥ずかしい気持ちはあったけど、確かにこれではフェアじゃないから。
あっつくなった身体起こして、宏くんのニットの袖を掴んで引っ張り上げた。
宏光「どうせだから、こっちも脱がせて」
「っえ…、」
現れた彼の肉体美を見つめてると、デニムのベルトに導かれた手。
さすがにそれはちょっと、次元が違うっていうか…
恥ずかしさのレベルが違うっていうか……
宏光「はやく」
切なそうな表情とともに発せられた言葉と、それと同時に落とされるキス。
ちゅ、っとかわいい音を響かせたかと思うと、何かを訴えるような彼の目が私を捉えて。
「…、///」
視線を彼のベルトへ移し、カチャカチャと外し始めた。
宏光「なんかエ ロい」
頭上から降ってきたその言葉に顔を上げると、手ぇ休めんな、って戻されて。
そのままするすると彼のデニムを下ろした。
宏光「…A」
床にデニムが落とされると同時に押し倒された身体。
素肌同士が触れ合って視線が重なる。
宏光「綺麗…」
熱っぽい吐息と共にそう呟いた彼の指先が、優しく膨らみを揉む。
そこに神経を集中させながらも、自分も宏くんの身体に釘付けで。
「宏くんも綺麗…」
彼の鎖骨に手を伸ばしながらそう呟いた。
.
2159人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カリン(プロフ) - おぉー!!移行おめでとうございます゚+。(ノ´∀`)これからもずっと応援してます! (2015年5月4日 0時) (レス) id: 6641d2fd0e (このIDを非表示/違反報告)
Mayu - こちらこそお話を書いてくれてありがとうございます!あまりコメは出来てませんが、このお話、いっつも楽しみにしてます♪みっくんの様子がおかしいのって、前ついた嘘がバレたのかなぁ??と思いながら読んでました。クライマックスに向けてどうなるのか楽しみです★ (2015年5月4日 0時) (レス) id: 0f96157ddb (このIDを非表示/違反報告)
Maa.xx(プロフ) - はじめまして。いつもニヤニヤしながら読んでます!次で最終章、寂しいです、、、是非、続編期待しています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: a8a2d31d70 (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷マイコ(プロフ) - 初めまして。何度も読み返しながら楽しんでます!続編、ぜひぜひはなちゃん目線で読んでみたいです!はなちゃんは2人をどんな気持ちで見守ってたのかなー実は2人の恋心に最初に気づいたのははなちゃんだったりして…とか妄想してます。是非ご検討ください! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 7f76b5525c (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - Kさんの作品はみっくんのかっこいいポイントが本当のみっくんもそれやりそう〜!って思えてすごくすごく好きです!こちらこそ、楽しいお話を読ませていただいてありがとうございます!です(^^)みっくんの不機嫌も気になりますが(!!)8章楽しみにしています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 75b1e14f7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:K | 作成日時:2015年3月17日 19時