言ったでしょ? ページ5
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「…っんぅ…!」
覗き込んだ私の唇を突然塞いだ宏くんの唇。
そのまま腕を掴まれて、壁に押し付けられて。
ちゅ…ちゅ…、って何度も角度変えて、唇離したり、咥えたりを繰り返す。
「…ひ、ろっ……待っ…、」
リビングにいる二階堂さんや千ちゃんのこと思い出して、掴まれた腕に力を入れる。
それに気付いた宏くんが、ちゅ、って音を立てて。
熱い吐息を吐きながら唇を離し、私を見つめた。
宏光「…ベッド」
「え?」
宏光「ベッド行くぞ、このまま」
「…なに言って、」
宏光「お仕置き。忘れたの?」
私の手首掴んで、少しだけムスってしてる宏くんがリビングへと歩き出す。
いや、二階堂さんと千ちゃんがいるんだし…
まさかそんな、嘘だよね……?
ガチャ、って開いたリビングの扉。
見て見ると、横になったまますでに動かなくなってる二人。
宏光「…やっぱ寝てるし」
そう言って確信的に微笑んだ彼は、そのままリビングを抜けて。
真っ直ぐ私の部屋へと向かっていく。
「…あのっ…、宏くん…?」
そのままベッドに押し倒されて、トン、って顔の横に手を付いた彼。
…嘘でしょ?
まさか、ね。
ほんとにしないよね…?
どきどきしながら考えてたら、チュッて不意に唇に落とされたキス。
宏光「絶対声出すんじゃねぇぞ」
甘く掠れた声で囁いた彼は、そのまま首元に顔を埋める。
「…ちょ…、待って宏くんっ…!//」
宏光「だめ。待たない。言ったでしょ?お仕置きするって」
「…やっ、…でもっ…、」
ニットを捲り上げて、下着越しに胸に触れた掌。
反射的に小さく声を上げれば、彼の柔らかな唇がそれを塞ぐ。
宏光「…あいつらには聞かせたくないから。絶対声出すなよ」
妖艶な笑みを見せながら耳元で囁いた彼は、ブラのホックを素早く外した。
直に触れられる感触に、思わず体を捩る。
「…はぁ…、だめ…っ」
宏光「ふっ。こっちは全然だめそうじゃないけど?」
リビングに二人がいるのに…
恥ずかしいはずなのに…
なぜかやめてとは言えない私は、宏くんにされるがまま。
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カリン(プロフ) - おぉー!!移行おめでとうございます゚+。(ノ´∀`)これからもずっと応援してます! (2015年5月4日 0時) (レス) id: 6641d2fd0e (このIDを非表示/違反報告)
Mayu - こちらこそお話を書いてくれてありがとうございます!あまりコメは出来てませんが、このお話、いっつも楽しみにしてます♪みっくんの様子がおかしいのって、前ついた嘘がバレたのかなぁ??と思いながら読んでました。クライマックスに向けてどうなるのか楽しみです★ (2015年5月4日 0時) (レス) id: 0f96157ddb (このIDを非表示/違反報告)
Maa.xx(プロフ) - はじめまして。いつもニヤニヤしながら読んでます!次で最終章、寂しいです、、、是非、続編期待しています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: a8a2d31d70 (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷マイコ(プロフ) - 初めまして。何度も読み返しながら楽しんでます!続編、ぜひぜひはなちゃん目線で読んでみたいです!はなちゃんは2人をどんな気持ちで見守ってたのかなー実は2人の恋心に最初に気づいたのははなちゃんだったりして…とか妄想してます。是非ご検討ください! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 7f76b5525c (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - Kさんの作品はみっくんのかっこいいポイントが本当のみっくんもそれやりそう〜!って思えてすごくすごく好きです!こちらこそ、楽しいお話を読ませていただいてありがとうございます!です(^^)みっくんの不機嫌も気になりますが(!!)8章楽しみにしています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 75b1e14f7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2015年3月17日 19時