不完全燃焼 ページ19
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宏光「ふふ。もうイっちゃったの?」
宏くんの首に腕を回したまま、肩で息をする私に囁く。
宏光「さぁーて。逆上せちゃうからそろそろ出ないと…、」
そう言って私を立ち上がらせようとする彼を再び抱き締める。
…正直、指だけじゃ足りないくらいもうすでに彼を求めて身体が疼いてて。
このままなんて嫌だ、って…
言いたいけど言えないもどかしさと、あまりの恥ずかしさに目の前の彼が歪む。
宏光「A、平気?出ようか?」
心配そうに顔を覗き込む彼にふるふると首を横に降って、返事の代わりに彼の唇に優しくキスを送る。
え?、って顔を見せた彼の頬に手を添えて、再び口付けをして。
自分から舌を絡めていく…
宏光「…んっ、」
はぁ…、って唇を離した彼。
熱い視線で私を見つめた後、そのまま何も言わずに私を浴槽の淵に座らせ、スルリと脚と脚の間へ滑り込む。
「ぁぁっ…、!」
ぴちゃ、って響く卑猥な水音、
触れる度にかかる熱い吐息、
確実な箇所を捉える舌の感触、
時折こちらを見上げる彼の熱い視線までもが合わさって、すぐに上り詰めてしまいそうなのを必死に耐える。
宏光「A、きもちい?」
「ん…、ゃぁっ…、」
宏光「やじゃねぇだろ…、誘ったくせに」
「…ぁ、…だめっ…、」
もうすぐにイきそう、てとこで
ちゅぷ、って指を抜かれた。
「…ゃ…、宏く…っ、」
不完全燃焼な私は、なんともいえないもどかしさで無意識に彼の腕を掴む。
宏光「残念でした。もう指ではイかせてやんない」
「な…んで…、///」
宏光「んな顔したってだめ」
「…っ、…いじわる、///」
そう呟やいた私を、宏くんが見上げる。
宏光「意地悪はどっちだよ…、」
ザバァ!って勢い良く立ち上がった彼は、私を立ち上がらせて後ろ向きにして。
壁に押し付けながら手を付かせ、そのまま両手で胸の膨らみを揉み上げた。
宏光「…ねぇ、わかってて誘ってんの?」
耳元で彼が弱々しく囁く。
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カリン(プロフ) - おぉー!!移行おめでとうございます゚+。(ノ´∀`)これからもずっと応援してます! (2015年5月4日 0時) (レス) id: 6641d2fd0e (このIDを非表示/違反報告)
Mayu - こちらこそお話を書いてくれてありがとうございます!あまりコメは出来てませんが、このお話、いっつも楽しみにしてます♪みっくんの様子がおかしいのって、前ついた嘘がバレたのかなぁ??と思いながら読んでました。クライマックスに向けてどうなるのか楽しみです★ (2015年5月4日 0時) (レス) id: 0f96157ddb (このIDを非表示/違反報告)
Maa.xx(プロフ) - はじめまして。いつもニヤニヤしながら読んでます!次で最終章、寂しいです、、、是非、続編期待しています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: a8a2d31d70 (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷マイコ(プロフ) - 初めまして。何度も読み返しながら楽しんでます!続編、ぜひぜひはなちゃん目線で読んでみたいです!はなちゃんは2人をどんな気持ちで見守ってたのかなー実は2人の恋心に最初に気づいたのははなちゃんだったりして…とか妄想してます。是非ご検討ください! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 7f76b5525c (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - Kさんの作品はみっくんのかっこいいポイントが本当のみっくんもそれやりそう〜!って思えてすごくすごく好きです!こちらこそ、楽しいお話を読ませていただいてありがとうございます!です(^^)みっくんの不機嫌も気になりますが(!!)8章楽しみにしています! (2015年5月3日 22時) (レス) id: 75b1e14f7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2015年3月17日 19時