検索窓
今日:20 hit、昨日:1 hit、合計:2,011,235 hit

玉山くん ページ10

.







宏光「ねぇ、A。…ちょっと、」














宏くんたちのテーブルに、空いたお皿下げに行った時。



こそこそ、って宏くんが耳打ちをする。
















「なんですか?」



宏光「…玉山くんてどの人?」



「は?」



宏光「…だからっ、朝お前にラインしてきた奴だよっ」



「ライン…?裕太くんのことですか?玉森、ですよ?」



宏光「そそ。玉森くん、どれ?」



「…えっと、今ちょうどレジにいますけど」



宏光「えっ…!?」















ガタガタッ、てイスから立ち上がった宏くんが、レジにいる裕太くんを凝視する。














「…ちょっと宏くんっ、何やってるんですかっ!恥ずかしいんでやめて下さいっ…」



二階堂「ちょっと宏くん、なにしてんのよー」



宏光「…だめだ、見えねぇ。…おいお前ら、もう食ったなら会計すっぞ!!」



宮田「ええっ、もう!?俺今食べ終わったばっかだよぅ〜」



二階堂「俺もっとAちゃんとしゃべりたいい〜」



宏光「ばかやろう!ダメに決まってんだろーがっ!!」














二階堂さんの襟元を引っ張りながら、半分引きずるようにして。



苦笑いの宮田さんが、またね〜、って手を振ってレジに向かっていった。
















宏くん、裕太くんのこと見過ぎだし…



あ。



でも裕太くんの身長が高いことに怖気ずいてる。















そんな宏くんに気付いてるのか気付いてないのか。



裕太くんは相変わらずにこにこ笑顔振りまいてる。



そんな裕太くんを見て、宏くんはさっさかカフェの外へ。



宮田さんと二階堂さんは、ごちそうさまでした、って裕太くんに会釈してる。



扉の向こうで手を振ってる宏くんの姿が見えて、小さくてを振り返して。



それに気付いて手を振る二階堂さんを宏くんが引っ張りながら、再び苦笑いの宮田さんが手を振り去っていった。


















玉「ねぇAちゃん、今の人達と知り合い?」













宏くんたちのテーブルを片付けてホールに入った時。



裕太くんが小走りでこちらにやってきて呟いた。







.

あのちっちゃい人→←オススメは?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (966 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2359人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白玉(プロフ) - ベットシーンめっちゃ宏くんカッコいいですね!!朝に読んでたんですけど、朝からキュンキュンしちゃいました!ありがとうございます!! (2016年2月22日 6時) (レス) id: 961c28ad46 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - もう毎回楽しみです。なんというかベッドシーンもすごく表現が綺麗ですよね。それでいてゾクゾクっと来てキュンとしちゃう。もう妄想が止まりません。もう絶対宏くん言いそうなセリフだわ〜ってニヤニヤしながら読んでいます。 (2015年2月12日 17時) (レス) id: f3874cd4ea (このIDを非表示/違反報告)
モカ - 「お前の風邪なんて喜んでもらってやるよ」なんて超エロいけど言われてみたい!しかも超カッコいい!!! (2015年2月8日 21時) (レス) id: 5e54e21308 (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 「お前の風邪なら喜んでもらってやるよ、亅なんて超エロイけど、めっちゃカッケー (2015年2月8日 21時) (レス) id: 5e54e21308 (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - 下の途中で切れてすいません。。昼間っからのベッドシーン、ごちそうさまです!!(//∀//) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 0a79d88498 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:K | 作成日時:2015年1月8日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。