なんだか憎めない ページ6
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「おはようございま「あー！Aちゃんっ！」
「っわ…！ちょっ…」
後ろから急に抱きつかれて、びっくりして振り向く。
玉「あ、間違えちゃった。俺おこだったんだ」
「…えっ？」
玉「んもう。Aちゃんひどいよー。俺昨日ラインするね、って言ったのにー」
「それは、すいません…」
玉「んふふ。許してあげてもいいけどぉー…」
「…あ。そうだ、これ…」
バッグからラッピングしたクッキー取り出して、裕太くんに差し出す。
「…バレンタイン用に作ったやつ余ってたんで、甘さ控えめじゃないんですけど。でも、味はおいしいはずですし、そんな甘すぎないはず…」
玉「…」
「……あの…？」
玉「…うそ、…ほんとに？」
「…え？裕太くんが言ったんじゃないですか」
玉「…あ、うん。…そう、なんだけど…」
「…？」
玉「…うれしい。ありがとう…！」
「…っ、//」
ぱぁーって花が咲いたみたいに明るくて、くしゃくしゃなかわいらしい笑顔。
いきなり向けられて、ドキッ！てなっちゃった。
なんたる不意打ち……
玉「…俺、ほんとにもらえるなんて思ってなかったからさ。Aちゃん、彼氏いるし…」
「え？裕太くんの方こそ、彼女いるんですよね？」
玉「…うん、まぁ…そうなんだけど…」
「それなのに、そんなに喜んでくれるんですか？」
玉「んはは。だって俺、ダメもとで言ったんだもん」
「え？じゃあおこじゃなかったんですか？」
玉「うん。俺あんなことで怒らないよ？優しいからねー」
「…」
へへ♡って笑いながら、大事そうにラッピングされたクッキー抱えて、更衣室に入っていった裕太くん。
なんだろう、この遊ばれてる感…
でも裕太くんて、なんだか憎めない。
年上なのに、かわいい後輩…のような？
…そんな感覚。
気を引き締めるように髪を結んで、よしっ！とフロアに向かう。
今日も、たくさんの人に愛を込めて。
cafe welina、OPENします。
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白玉(プロフ) - ベットシーンめっちゃ宏くんカッコいいですね！！朝に読んでたんですけど、朝からキュンキュンしちゃいました！ありがとうございます！！ (2016年2月22日 6時) (
レス) id: 961c28ad46 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - もう毎回楽しみです。なんというかベッドシーンもすごく表現が綺麗ですよね。それでいてゾクゾクっと来てキュンとしちゃう。もう妄想が止まりません。もう絶対宏くん言いそうなセリフだわ〜ってニヤニヤしながら読んでいます。 (2015年2月12日 17時) (レス) id: f3874cd4ea (このIDを非表示/違反報告)
モカ - 「お前の風邪なんて喜んでもらってやるよ」なんて超エロいけど言われてみたい!しかも超カッコいい!!! (2015年2月8日 21時) (レス) id: 5e54e21308 (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 「お前の風邪なら喜んでもらってやるよ、亅なんて超エロイけど、めっちゃカッケー (2015年2月8日 21時) (レス) id: 5e54e21308 (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - 下の途中で切れてすいません。。昼間っからのベッドシーン、ごちそうさまです!!(//∀//) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 0a79d88498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2015年1月8日 19時
