いろいろずるい ページ1
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宏光「……お前さぁ、」
「…」
ギシ、って音がして、少しだけ沈むソファの右隣。
はなちゃんを見つめ続ける私の頬を、ツン、て人差し指でつつく宏くん。
宏光「…やっぱ妬いてんだろ？」
「…」
宏光「…そうでしょ？」
「……だったらどうなんですか」
宏光「ん？すっげぇかわいい」
「…っ…///」
宏光「かわいすぎてチューしたい」
「…////」
宏光「ふふ。で？俺のバレンタインは？」
「…い、今持ってきます…///」
宏光「ん。待ってる」
…あーもう。
宏くんて、いろいろずるい。
結局いつもやられちゃう……///
あっつくなった頬に触れながら、自分の部屋からラッピングしたクッキーと、用意しておいた紙袋を持ってリビングに戻る。
「…これ、クッキーと…あと、ちょっとしたプレゼントですが…」
宏光「え？」
「前に見た名刺入れがクタクタだったんで、名刺入れを…」
宏光「…マジで？」
「はい。あと、いつも使うから、ネクタイも買ってみたんですけど…」
宏光「…」
ガサガサ、って取り出した名刺入れとネクタイを見つめて。
そのまま動かない宏くんに心配になってくる。
「…あの、…気に入らなかったですか？」
宏光「…」
「……宏く……うぐっ！！」
その時、飛び付かれる勢いでいきなり抱きついてきた宏くん。
そのままソファの背もたれに沈み込んで、みるみるうちに再び熱くなる顔。
「……ちょっ…//ひ、宏くん…っ…」
宏光「…うれしい」
「…へっ…？」
宏光「プレゼントなんて、マジで不意打ち。ありがとう」
「…///」
ゆっくり顔上げた宏くんは、私の赤くなった顔見つめて、フッ、て笑って。
うりゃ！ってほっぺた挟んで、そのままチュ、ってキスをした。
「…ちょっ…！/// 宏くんっ！！///」
宏光「ふははははっ」
「笑ってる場合じゃないですよ！もうっ…！！」
宏光「いーじゃん、もう別にさ。な、はな？」
はな「はなもちゅってしたーい」
宏光「んふふ。はな、パパとチュー…」
はな「やっ。ぱぱじゃない。Aちゃんとちゅー」
宏光「…え、」
ショック受けてる宏くんの顔に、はなちゃんと二人で大笑い。
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白玉(プロフ) - ベットシーンめっちゃ宏くんカッコいいですね！！朝に読んでたんですけど、朝からキュンキュンしちゃいました！ありがとうございます！！ (2016年2月22日 6時) (
レス) id: 961c28ad46 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - もう毎回楽しみです。なんというかベッドシーンもすごく表現が綺麗ですよね。それでいてゾクゾクっと来てキュンとしちゃう。もう妄想が止まりません。もう絶対宏くん言いそうなセリフだわ〜ってニヤニヤしながら読んでいます。 (2015年2月12日 17時) (レス) id: f3874cd4ea (このIDを非表示/違反報告)
モカ - 「お前の風邪なんて喜んでもらってやるよ」なんて超エロいけど言われてみたい!しかも超カッコいい!!! (2015年2月8日 21時) (レス) id: 5e54e21308 (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 「お前の風邪なら喜んでもらってやるよ、亅なんて超エロイけど、めっちゃカッケー (2015年2月8日 21時) (レス) id: 5e54e21308 (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - 下の途中で切れてすいません。。昼間っからのベッドシーン、ごちそうさまです!!(//∀//) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 0a79d88498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2015年1月8日 19時
