キミの嘘も、寝顔も、明日も。-Ki-【4】

引き締まった良い体 ページ5

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はな「はな、Aちゃんとおふろはいりたぁーい」



宏光「だーめーだ。Aちゃんまだ腕が痛いから」



「ごめんねはなちゃん。痛みは無いんだけど、ギプスっていう固いのしてるから…」



はな「…かたいのいつとれるの？」



「んー…、一週間後かなぁ…？」



はな「いっしゅうかんご、ってなんかいねたら？」



「…え？えっと…６回、かな？」



はな「んーと…、いーち…にーい…さーん…し「ほら、はな。パパと風呂行くぞ」











宏くんに手を引かれてリビングを出て行くはなちゃんが、私の方を振り向く。











はな「…なおったら、はなとおふろはいってねっ？」



「うん、約束ね？」



はな「やくそくっ！」












そう言って、宏くんと共ににこにことリビングを出ていったはなちゃん。











「…よし、」











二人がお風呂に入ってる間に、残っていた洗濯物を畳んだり、おもちゃや絵本を整頓したり。




少しでも自分でやれることやっておかなきゃ、って…




明日の朝ごはんの準備も軽くしてたら、バタバタと足音が聞こえて。




裸んぼのはなちゃんが、バスタオル被ってリビングへ。












宏光「こら、はな！まだ髪拭いてる途中だろうがっ…、」













続いてリビングに入ってきた宏くんは…













「……ひゃっ！！ちょっと宏くんっ…！！////」













…なんと。



パンツ一丁で。













宏光「…ぅわっ、そーだった、ごめん！！！」














二人に背を向けて、掌で顔を覆い…




再びバタバタと走り回る足音を聞きながら。




さっきの宏くんの姿、思い出したりしちゃってる。
















…引き締まった良い体、してた。



センスのいいボクサーパンツだったし、濡れた髪がセクシーすぎる…











はじめて見るわけじゃないのに、久しぶりだからか興奮が冷めない。















…むふ。





















…いや、まてまて。




私はただのヘンタイか。








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