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暗闇の中で ページ37

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「…あの、ちょっと…っ…」



宏光「…」



「……ひ、ろ…くん…?」



宏光「…」












私の腕を掴んだまま玄関に入り、リビングを抜けた宏くんは、私の部屋のドアにてをかけた。














「…きゃっ…!!」














私の身体をベッドへと放り投げた宏くんは、そのまま私の上に覆い被さる。












「…宏く……んんっ…!」












暗い部屋の中で感じる、宏くんのあたたかい唇の感触。



両手首を固定され、自由を失った私の唇を塞ぐ。












「…んっ…!」



宏光「…」



「……っはぁ、」



宏光「…キスなんかされてんなよ」



「…っあれは、藤ヶ谷さんがいきなりっ…!」



宏光「それでもやだ」



「……ごめんなさい、」













だって、ほんとにいきなりだったんだもん。



あんなの、避けれるわけないじゃん…













宏光「…ほんとに、悪いと思ってる?」



「…はい」



宏光「じゃあキスして」



「え…?」



宏光「ん。はやく」



「…」













暗闇の中で、だんだん慣れてきた視界。



目を瞑り、私からのキスを待つ宏くんの姿。



その姿がかわいくて、愛おしくて。



胸の真ん中のとこ、きゅん、てする。












ちゅ、って軽くリップ音たててキスを送れば、目を開いた宏くんが私を優しく見つめて。



フッ、て小さく笑いながら、今度は優しさたっぷりのキスが落とされる。













宏光「…A」



「…はい…?」



宏光「俺のことだけ見てて」



「…ふふ。ちゃんと見てますよ?」













コツン、ておでこ同士が触れたまま、掠れた宏くんの声が響く。














宏光「…好き」



「…」



宏光「すげぇ好き」



「…///」



宏光「ふは、顔真っ赤」













優しく微笑みながら、私の頬を愛おしそうに両手で触れて。



もう一度優しいキスが降り注ぐ。













宏光「……A、口開けて?」



「…ぅ…んっ…///」













宏くんのあったかい舌が、唇を割って入ってくる。



口内を刺激するその柔らかい舌に、私はついていくのがやっとで。



宏くんのスウェットの裾握り締めながら、必死でその刺激に応えていた。







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ダーリン北山宏光様 - 私は絶対北山君一筋好きになるよ。はなちゃんも可愛いよね。北山くんもカッコいいしイケメンだから大好きです。 (2019年9月9日 15時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星(プロフ) - はじめまして。はなちゃんがとても可愛くて宏くんはとてもみっくんぽさを感じて毎回キュンキュンキュンしてます笑!お話が本当に素敵で親子の絆や会話,言葉の素敵さなどをたくさん感じました。すごく楽しませて頂いてます!これからも頑張って下さい。 (2015年12月15日 23時) (レス) id: 9ff866e7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - はじめまして。小説の中に久しぶりに引き込まれて一気に読んでしまいました。 (2015年12月1日 13時) (レス) id: 799bf5668e (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 初コメです。はなちゃんと宏くんが、かわい〜い(≧∇≦)面白いし、もどかしさがたまんないっす(>人<;)すっごく楽しませて頂いています。 (2015年5月6日 8時) (レス) id: 5e7b10e876 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - isseiさん» はじめまして、コメントありがとうございます(=´∀`)人(´∀`=)楽しんでいただけてうれしいです★これからもよろしくお願いしますね(*^^*) (2015年2月15日 23時) (レス) id: ff033ea4e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:K | 作成日時:2014年12月13日 23時

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