キミの嘘も、寝顔も、明日も。-Ki-【4】

クリスマス特別編ーあん時の俺ー ページ20

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おす！



北山っす！！



なんと今日は、クリスマス特別編なんかをやっちゃいますよ！



あん時の俺の気持ち、知りたくない！？







はい！



と言うことで。







まずは、遡ること一カ月ちょい。



俺の会社の忘年会の話！！










ーーー

ーー

ー








？「おー、北山〜！！」



？「やっと来たな！」



？「やっぱお前いねぇとさ、俺はダメだ！」



宏光「はぁ？やだわ、俺そんな気ない」



「「だっはっは！」」









今日の会社の忘年会。



実は行くつもり無かったんだけど、半ば強引に宮田に連れてかれて。



だって、普通にAとはなといたかったし。



だから帰ってきたのにさ。



宮田のはからいでAとはなも急遽参加ってことになって。











？「ねぇねぇ、いくつなの〜？」



？「名前は！？名前〜」









やべ、囲まれてるし…









？「北山、あの子やばいじゃん。めっちゃかわいい」



？「家政婦さんてさ、なんかエ ロくね？(笑)」









俺の耳元で酔っ払いどもがヒソヒソ。









宏光「…あ？うるせーよ」









Aに鼻の下伸ばしてる奴ら散らしてる間に、今度は宮田に捕まってるし。



あー、もう。



あいつ隙があり過ぎんだよ。











宏光「…ふぅ、」








ちょっと酔ってきたかな…








トイレから戻ってきてA見ると、一番関わって欲しく無かった奴と楽しそうに話してるのが見えて。







藤ヶ谷太輔。



俺んとこの課一…いや、会社一かもしんない。



イケメンで、しかも仕事できて。



チャラいって噂の奴。






焦って真ん中入り込む俺、ガキかっつーの……








宏光「はな。パパんとこおいで」







宮田んとこにいたはな呼んで、藤ヶ谷に相手させる作戦。



こいつ、ぜってー子供の相手なんか出来ないだろうな。



…っふ。








はな「たいちゃん♡」



藤「ん？どうした？」







…え？



うぇえぇぇっ！？？



いや、はな！



語尾にハートマーク付けてんじゃねぇえぇぇーーー！！！





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