優子さんの思い ページ17
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「そうですね、行きましょうか」
そう返事したら、くしゃってした笑顔を見せた玉森さん。
隣同士で駅へと歩き出す。
玉森「佐藤さんてさ、俺の一つ下だったよね？」
「そうです。3月で24になります」
玉森「え、ほんと？俺も3月なんだけど」
「そうなんですか？偶然ですね」
歩きながら、隣の玉森さんを見上げる。
玉森さんて、すごく背が高い。
色も白くてスタイルもいいし、年下の私が言うのもなんだけど、かわいらしい顔してる。
玉森「実はさ、俺この前までサラリーマンしてたの」
「そうなんですか…？」
玉森「うん。でもなんか上手くいかなくてさ。辞めようかなー、ってなってる時に、優子さんから話聞いたんだ」
優子さんと玉森さんは、元々知り合いだったらしく。
そこからあのカフェで働くことにしたらしい。
玉森「あのカフェで働きつつ、なんかやりたいこと見つけれたらいいな〜、って思ってるんだよね」
「見つかるといいですね」
玉森「うん。ありがと」
ふふふ、って微笑んだ玉森さんは、佐藤さんは？って私を見る。
「…え、私ですか？」
玉森「うん。佐藤さんはなんであのカフェに？」
「…えっと…、」
元はと言えば、従業員用アパートがあったから選んだこの仕事。
特に理由なんて無い…
「…私は、特に理由は無くて…」
玉森「そっか。まぁそうだよね」
そう言った玉森さんは、んふふ、ってまた笑顔
を見せる。
玉森「…まぁ、俺もただの繋ぎの仕事のつもりだったんだけどさ。今日優子さんから、あのカフェへの思いとかいろいろ聞いて考え変わったわ。頑張ろって思った」
…確かに。
何気無く入った職場だけど、そこにはオーナーである優子さんの思いがたくさん詰まってる。
私もこれから、優子さんのために頑張らなきゃいけない。
「…私も頑張ります」
玉森「ふふ。なんてったって、cafe Welinaだからね。愛を込めなきゃ」
「ふふ。そうですね」
話してたら、あっという間に駅へ到着して。
立ち止まった玉森さんが、私の方に振り返った。
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ダーリン北山宏光様 - 私は絶対北山君一筋好きになるよ。はなちゃんも可愛いよね。北山くんもカッコいいしイケメンだから大好きです。 (2019年9月9日 15時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星(プロフ) - はじめまして。はなちゃんがとても可愛くて宏くんはとてもみっくんぽさを感じて毎回キュンキュンキュンしてます笑！お話が本当に素敵で親子の絆や会話,言葉の素敵さなどをたくさん感じました。すごく楽しませて頂いてます！これからも頑張って下さい。 (2015年12月15日 23時) (レス) id: 9ff866e7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - はじめまして。小説の中に久しぶりに引き込まれて一気に読んでしまいました。 (2015年12月1日 13時) (レス) id: 799bf5668e (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 初コメです。はなちゃんと宏くんが、かわい〜い（≧∇≦）面白いし、もどかしさがたまんないっす(＞人＜;)すっごく楽しませて頂いています。 (2015年5月6日 8時) (レス) id: 5e7b10e876 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - isseiさん» はじめまして、コメントありがとうございます(=´∀｀)人(´∀｀=)楽しんでいただけてうれしいです★これからもよろしくお願いしますね(*^^*) (2015年2月15日 23時) (レス) id: ff033ea4e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2014年12月13日 23時
