cafe Welina ページ15
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そして、次の日。
ーキュイーーーーーン…
目の前で切断されるギプスを、半目で恐る恐る
見つめる。
医者「いや〜、それにしてもはやかったですねぇ。やっぱり若い力かな！」
あっはっは、って笑う先生にお礼を言って病院を出る。
久しぶりに自由になった右腕を見つめながら、意味もなく曲げてみたり、振ってみたり。
＞病院終わりました。
無事にギプス取れて、右手復活です！
終わったらすぐに連絡しろよ、って朝からうるさかった宏くんにラインをうって。
その足である場所へ向かう。
「…わぁ…！！」
着いた先は、今月の14日から私が働くことになっているカフェ。
3日前にオーナーの優子さんから電話があって、OPEN前に一度お店に来て欲しいとのこと。
お店の外観には、前は無かった飾りや、素敵なインテリアがたくさん並んでいて。
大きな看板には、��cafe Welina��の文字。
「…うぃ……りな…？」
なんて読むんだろう…？
看板見上げながら考えてたら、ガチャ、って扉が開く音がして。
姿を現した優子さんが、私に向かって手招きする。
優子「佐藤さん！こっちこっち！！」
「…あ、はい！」
優子「腕、大丈夫なの？」
「はい、今さっきギプス取ってきた所です。痛みももうありません」
優子「そう。それなら良かった！」
にこにこと微笑む優子さんは、奥の部屋へと案内してくれて。
ガチャ、と開いた扉の向こうには、女性が一人。
ぺこ、と軽くお辞儀を交わしてソファに座り込む。
優子「あと二人来る予定だから、これ飲んで待っててね」
そう言ってコト、ってテーブルに置かれたマグからは、いい香りが漂う。
いただきます、って一口飲んだそのコーヒーは、今まで飲んだコーヒーの中で一番おいしいコーヒーだった。
「……わ、おいしー…」
優子「ふふっ。そうでしょ？これ、お店のメニューになるコーヒーなの」
「そうなんですか！？」
優子「コクがあって、香りも高いでしょ？」
「はい！私、こんなコーヒーはじめて飲みました。なんか、今までは飲めればいいって思ってたんで…」
優子「…ふふふっ！ありがとう」
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ダーリン北山宏光様 - 私は絶対北山君一筋好きになるよ。はなちゃんも可愛いよね。北山くんもカッコいいしイケメンだから大好きです。 (2019年9月9日 15時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星(プロフ) - はじめまして。はなちゃんがとても可愛くて宏くんはとてもみっくんぽさを感じて毎回キュンキュンキュンしてます笑！お話が本当に素敵で親子の絆や会話,言葉の素敵さなどをたくさん感じました。すごく楽しませて頂いてます！これからも頑張って下さい。 (2015年12月15日 23時) (レス) id: 9ff866e7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - はじめまして。小説の中に久しぶりに引き込まれて一気に読んでしまいました。 (2015年12月1日 13時) (レス) id: 799bf5668e (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 初コメです。はなちゃんと宏くんが、かわい〜い（≧∇≦）面白いし、もどかしさがたまんないっす(＞人＜;)すっごく楽しませて頂いています。 (2015年5月6日 8時) (レス) id: 5e7b10e876 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - isseiさん» はじめまして、コメントありがとうございます(=´∀｀)人(´∀｀=)楽しんでいただけてうれしいです★これからもよろしくお願いしますね(*^^*) (2015年2月15日 23時) (レス) id: ff033ea4e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2014年12月13日 23時
