もし「ヒロインの仕事を断れないモブ」の読者様が転生したら！？

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「あっ更新されてる」

外は夕日が綺麗に照らし幼稚園位の小さな子どもが公園で『えぇーもっと遊びたかったー！！』と母親に駄々をこねている

我が家は公園がとても近くにあるのでお子ちゃまが楽しく遊んでいる笑い声がいつも嫌に成る程聞こえるのだ

『．．でも駄目よ日が沈んちゃうでしょ？』と母親が膝を曲げ子どもの目線に合わせて我が子を必死に説得させようとしている頃

私ーー蒼井つゆは今日も占いツクールを開いていた。

其れは勿論『ヒロインの仕事を断れないモブ』を読むためだ。

「三宅ちゃん可哀想だな．．．．桃花なんか私がやっつけちゃうぜ☆まぁ．．．．私が'あっち’の世界に行けたらの話なんだけどねぇー行けるわけ無いけど！！！！」

ぶつぶつと大きな独り言を呟きながらつゆは愛しのmysmartphoneを手に取り勢い良くふかふかベッドにダイブする。

「おい！！マジで桃花いい加減にしろよ！？まともに仕事してねぇのに金を貰うなんてつくづく糞だな！！お前給料泥棒だぞ！！」

mysmartphoneに愚痴を履き散らかしながらつゆは『ヒロインの仕事を断れないモブ』を読んでいた

ちなみにつゆは四月から晴れて高校生なるのだが．．．．

依然として机の上に積み重なった大量の課題は減っていなかった。

何故かと言うとつゆは『課題？そんなの資源の無駄だから地球温暖化を進めない為にも私は課題をしないの☆』と言う謎理論で春休みに入ってからいっっっっさい手をつけていないのだ。

入学式は明日行われるのだが大丈夫なのやら．．．．．．．．

「はぁー 一回だけで良いから桃花に実際にあって怒鳴ってやりたいわ！！！！！」

?「会わせてあげようか？」

つゆがmysmartphoneに話しかけていると何所からか声が聞こえた気がした。

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