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裕太 side









やべぇんだよ 。夢 にまで出てくるとかほんとに 。




ありえねぇだろ 、やばいって 。






恋する乙女かよ って 突っ込みたくなるわ 。








今日は 、朝 取材 だけだし 、カフェ 向かった 。









いらっしゃいませ って 、出迎えてくれた子には



悪いんだけど 、キミ が よかったな 。







丁度 、ランチタイム の 時に 行っちゃって 、



人 結構 多い 。バレるかも 。









しかも こんな可愛いカフェ に 男 ひとり って 。





宮田 呼ぼ 。ポケットから携帯 取り出して 。





『 もしもし ? 今から来て欲しいとこあんだけど 。


店名 送るから 調べて 、来て 。』





《 「 も 〜 、しょうがないなぁ 〜 。」》





『 ダッシュで来いよ 。』









10分後 、汗だくの宮田 が 満面の笑み で こっちに来て 。



キモかったわ 、普通に 。






メニュー 見て 、ランチ決めて 店員さん 呼んだ 。









宮田が言ってくれる って 分かってたから 、


携帯 いじってたけど 。





注文 聞いてくれてる 声 、キミ で 。









顔 上げたら 、目 合っちゃって 。






段々 、キミ の 顔 真っ赤 に なってくの 。








なにそれ 、俺 期待しちゃうよ ?






ここで 声 掛けなきゃって 。







『 あっ 、あのっ ! この前はありがとうございました 。』




勢い余って 、席 立っちゃって 。






「 えっ ? 玉さん ? 」



宮田 戸惑ってたけど 、無視して 。






「 いえっ 、でしゃばったことしてごめんなさいっ 。」




真っ赤な顔 で 上目遣い するんだ 。





しかも 、背 ちっちゃくて 。 理性があってよかった 。








他のテーブルから 、すいませーん ! って声聞こえて 、もう行っちゃった 。









やばい 。俺 今 話せたよね ?



どうしよ 。俺 顔 赤くない ?







「 え 、なに 玉さん あの店員さん好きなの ? (笑) 」





『 …………………………… はぁぁっ !? 』






宮田に気付かれるとか俺も落ちこぼれたな 。

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作者名:ちゃそ | 作者ホームページ:http://moon___lie  
作成日時:2015年7月13日 14時

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