I xxxxxx (jesse) PT.2

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お風呂から上がりさっぱりした彼は嬉々とベッドにまた潜り込んで来るなり、ピトッとくっついて来る






「もう寝るよー？」


「おやすみ！」




時計を見ると1時を過ぎそうで、朝から仕事だった私はもう半分寝かけていた


リモコンで電気を切るとおやすみ！と元気に言ってたジェスが私を構い始め


仰向けで寝ようとする私の方を向き、頬をつついたり髪をねじって遊んだりしてる



…気になって眠れない





「ジェシー眠くないの？」


「ジェシーねむくないよ！」



「…元気すぎるのでは？」



「大事にしたいからなんもしないけど、そうしたらもう目がギンギンなっちゃって…逆にね？！」



「なんの逆なのよ」




恥ずかしげもなく言ってのけた上に目をぱちぱちして元気アピールが半端ない


ふふっ、と笑ってしまう私も私だ






「子守唄でも歌ってあげるよ」




肘をつき私を優しく見下ろす彼に



「幾ら払えばいい？」



「これはプライスレス」




不敵に笑ったあと、ほんとにジェスは子守唄を歌い始めた





〜〜♪〜〜♪♪〜





上手すぎて眠れない。逆にね。





「これなんて歌なの？」



「これは先輩の曲。俺めっちゃ好きなんだよね」





甘い歌声に、甘いラブソング。

耳元で歌われるとくすぐったくて


結局寝付けたのはもっと後だった









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