Nishikawa ページ19
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Aが遅い
耳をすませて聞いてると
「何で?」
「ちょ 、っと今 い、忙しくて ..」
など と聞こえる
誰か来たんか ?
知り合い ?
俺は出ない方がええな
そう思って 、テレビを見ていると
「あっ 、ちょ ダメ」
Aの声が大きくハッキリと聞こえた
何かされてるんちゃうか ?
心配になってドアの方を見ると
ちょうどドアが開いた
「え 、何で?」
まさか 、だった
「何で翔さんがここにいるんすか?」
「お前こそ何でここに居るねん」
「え、いや 何でって ..」
「まさか付き合ってるん?」
「はい ..」
「はあ 、そっか ..」
少し俯き " ごめんな " と謝り
Aにも同じように謝った翔さん
「遥輝 、幸せにしてやれよ」
そう言い残して翔さんは帰った
頭の整理が追いつかなかった
混乱していると Aが座り込んで泣いていた
「A ..」
俺も訳が分からないまま Aを抱き締めた
「遥輝 ..っ」
「何があったのか聞かせて」
Aは静かに頷いた
とりあえずソファに座らせて 話を聞く事にした
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作者名:かぐや姫 | 作成日時:2017年5月27日 17時