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仕事中もどうやって切り出そう
なんて言おう
そんな事ばっかり考えていて……
「すみません」
思わずレジに突っ立って
ボーっとしていたみたいで
慌てて顔をあげる。
「アハハ！！チョー深刻な顔」
そこには顔をクシャとさせて
笑う顕嵐の姿だった。
「なんで……？」
「たまたま通ってさ、
Aちゃん言えたかなぁって」
「ま、そんな顔してるって事は
まだ言えてないって事だよね」
顕嵐はグルっと店の中を見渡して
どの子？そんな事聞いてきた。
「今裏で作業してる」
そう言ったのと同時に原田さんが
バックヤードから出てきて
「Aちゃんこれって」なんて
話し掛けてきた。
原田さんは私が対応してると
思っていなかったみたいで
ビックリして咄嗟に顕嵐に
すみませんと声を掛けた。
「大丈夫！大丈夫！
俺、Aちゃんと友達なの！」
顕嵐は出会った頃のように
ちょっとチャラそうな雰囲気を出して
原田さんに返事をした。
「友達……」
「そうそう！ごめんね仕事中に」
ニコっと原田さんに笑いかける。
私に口パクで頑張れそう言って
顕嵐は店を後にした。
フゥーと思わず息を吐く。
頑張ろ。ちゃんと言おう。
「あのさ、原田さ「Aちゃんって」
「え？」
言おうと決めて話し掛けたら
原田さんに遮られた。
「Aちゃんの周りって
イケメンの人ばっかりなんですね……」
「え？そうなの？」
「そうなの？って自覚無しですかっ？
普通の女の子ならAちゃんの
事を羨ましいって思いますよ」
「そうなのかな」
原田さんはイイなぁそう囁いて
またバックヤードに戻って行った。
また、言えなかった……
私は小さくため息を吐いた。
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とぅーか(プロフ) - さやりんさん» 御返事遅れて閉まってすみません。さやりんさんいつもコメントありがとうございます！！更新再開します！まさかの健人さんに出演して頂きました（笑）最後までお付き合いして頂けると嬉しいです。 (2017年10月16日 10時) (
レス) id: 82a7f4573c (このIDを非表示/違反報告)
とぅーか(プロフ) - しの(名前)さん» 御返事遅れて閉まってすみません。コメントありがとうございます！更新再開致しますので最後までお付き合いして頂けると嬉しいです！ (2017年10月16日 10時) (レス) id: 82a7f4573c (このIDを非表示/違反報告)
さやりん - けんてぃーが出てきて急展開でシンプルにびっくりしてます。 これからどうなるのかすっごく気になりますますますますますます！！(※「ます」の数は気にしないでください) 更新楽しみに待ってます！ (2017年9月17日 22時) (レス) id: beabdd01d3 (このIDを非表示/違反報告)
しの(名前)(プロフ) - とってもドキドキしました更新待ってます (2017年9月7日 19時) (レス) id: c00117917a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぅーか
| 作成日時：2017年8月22日 23時
