スリザリン！！《賢者の石》続 (ページ5)

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54 究極の選択ページ5

Aとハーマイオニーはロンに駆け寄ろうとした

ハ「ダメだ！2人共！ゲームはまだ続いてる」

2人は歩みを止めた。そしてハリーが盤面を進みキングの前で止まり。

ハ「チェックメイト」

するとキングは動かず剣だけが倒れた。動かなくなるのを確認すると3人はロンに駆け寄った。

『ロン！っ』

ハー「頭を打ったみたい、息はしてるわ」

ハ「ロンを頼むよ。ふくろうを飛ばしてダンブルドアに知らせて。僕はロンの言う通り進まなくちゃ。」

ハー「あなたなら大丈夫よ、ハリー。あなたは偉大な魔法使いだわ」

ハ「君程じゃないよ」

ハリーは1人扉に向かおうとした。Aはハリーの腕を引っ張った。

『待って！私も行くわ！』

ハ「ダメだ！君はハーマイオニーと一緒に居るんだ！」

『1人で行かせられない、まだ何かあるかも分からないわ』

ハー「確かにそうね、A、ハリーをよろしく」

ハリーは少し考えたが、1人で行かせて貰えなさそうなので、Aと一緒に次に向かった。扉を開けるとまた廊下があり進んでいた。

ハ「ごめん、君をこんな危険な事に巻き込んで」

『謝らないで、覚悟はして来たわ、何より私今嬉しいの、ハリー達の友達になれて、私が貴方達の力になれるならって！』

ハ「A...」

『それに、嫌だったら最初から着いてきてないわ』

ハ「ありがとう、そう言って貰えて助かるよ」

長い廊下を進みきるとまたしても扉があった、開けるとそこは広い部屋、中央には石造りの机があり、上には2つ小瓶とメモが置いてある、近き読んでみる。

ハ「扉を通りたければ、2つの液体を飲め。そうすれば扉は現れる...だって、これを飲めばいいの？」

『ハリー待って、おかしいわ、飲むだけで扉が現れるって簡単過ぎよ、それにこれ魔法薬よ』

ハ「じゃぁ、飲めばきっと何かあるのか...」

『私多分何の魔法薬かわかる...』

ハ「見ただけでわかるの？！」

『多分よ...それに本で読んだ事があるわ...ハリーこれ私が飲むわ2つとも』

ハ「何言ってるんだよ！どうなるか知ってるんだろ？」

『ハリー知ってるから飲むのよ、これを飲めばきっとハリーはスネイプに石を取られる、だからダメよ、それにロンが言ってたでしょ？先に進むのはハリーだって』

ハ「...せめて飲んだらどうなるか教えて」

『...左を飲めば全身麻痺状態になる、右を飲めば...』

ハ「右を飲めば？」

『魔法が使えなくなる...最悪の場合は死が待ってる』

究極の選択