7 心配性な君 ページ8
石柱をぬけると黒い蒸気機関車があり沢山の人々でホームは溢れかえっていた。
(とりあえず、座る場所でも探そうかな...)
荷物と梟を預けて、早々に乗り込んだ。何両目か分からないが空いているコンパートメントを見つけて席に座るとちょうど汽車が走り出した。外を見たり本を読んだりして過ごしていたら、ガチャっとドアが空いた。
「A！探したぞ」
『ドラコ！どうしたの？』
「いや、そのー…友達なんて居ないだろうし、1人で寂しい思いでもしてるだろうなと思ってだな..」
ドラコは少し耳を赤くしながら言った
『ありがとう、寂しかったの！ドラコのコンパートメントに行ってもいいの？』
「あ、あぁ！もちろんだ、その為に探しに来たと言ってるだろう！」
Aは、微笑みながらありがとう、と言うと荷物を持ってドラコに着いて行った。すると既に大きな男の子が2人お菓子を食べながら座っていた。
ド「よくそんなに食べれるな、A奥に座っているのがゴイル、手前がグラッブだ」
中に入りながら、ドラコは自分の座っていた場所に座ると、手をポンポンと自分の座っている横を叩いたので、Aはドラコの横に座った。
『ゴイルにグラッブね！よろしく！そんなに食べて大丈夫？お腹壊さない？』
ゴ「あぁ」グ「多分」
ド「フン...愛想が無い連中だが悪いやつじゃな...A？大丈夫か？顔色が悪いぞ？」
『...ちょっとだけ..なんだか酔った感じがする。いつもはそんな事無いんだけど...』
ハハハと力なく笑うAだが、甘ったるいお菓子の匂いと、ホグワーツ入学、2人の初の友達、緊張と汽車の揺れが更に気分の悪さを加速させる。
ド「少し寝た方がいいんじゃないか？着く少し前に起こしてやる」
『...そう..しようかな、なんだか..その..ごめんなさい』
ド「別に謝る必要はないだろ」
Aはその言葉を聞くと少し微笑んだかと思ったら、すぐに目を閉じ壁に寄りかかった。
＿＿＿......数十分たった頃
ドラコは窓側に片肘をついて窓の外を見ていたが、いつの間にか眠ってしまった2人をチラッと見て、また窓の外に視線を戻した。すると自分の半身に重みを感じてギョッとしながら横を見るとAが自分に持たれかかっていた。
心配性な君
(ド「(ッ？！顔が近い！！...僕以外にこんな無防備な顔を見せないで欲しいな...)ほんと君ってやつは、はぁー...」)
(ドラコは長いため息をしながらそっと呟いた)
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ルリ(プロフ) - ゆらりさん» 気付くのが遅くなり、すみません！ご指摘ありがとうございます！ (2021年2月9日 8時) (
レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
ゆらり - スーザンは「スーザン・ボーンズ」ですよ！！ (2021年2月4日 14時) (レス) id: 18bd6a12aa (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 架印�靴気�» 指摘ありがとうございます！頑張って治していきます！ (2021年1月21日 20時) (レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - ↓合ってる所もあるのですが、 (2021年1月20日 18時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 【脱字の報告】“クィディッチ”が“クディッチ”になってます。 (2021年1月20日 18時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RURI | 作成日時：2020年10月29日 14時
