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夕方から閉店までは少し営業もスローペース。
最近は北斗さんとの会話も少し増えてきたと思う。
今日はお昼からバタバタが続いて、やっと一息。
人もまばらになってきた。
「花ちゃんって何でこの町にきたの？」
不意に投げかけられた質問。
「おばあちゃんが住んでたんです。
３年前に亡くなっちゃったんですけど。」
「・・・そうだったんだ。」
少し目を見開いて
ごめん、と小さく謝った北斗さん。
「気にしないでください。
おばあちゃん、このお店好きだったんです。
私がバイトしたいって言ったときも
ここにしなさいって強く薦められて今に至るって感じで。」
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作者名：micco | 作成日時：2020年2月1日 0時
