【4】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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、、


キルア「あ、もしもし？アニキ？
も〜冗談だよ♪」


キルアが手のひらを返すように猫なで声でそう言う

面白い兄弟だよね…


ゴン「…アニキ…」

『キルアにはイルミ以外にもう1人お兄ちゃんがいるんだよ』

ゴン「へぇー！」






キルアのやり取りを聞くにミルキは持っていないらしい

そしてキルアとの電話を切ろうとしている

キルア「おい、ちょっと！話聞けよ！」


『キルア、ケータイ貸して？』

キルア「えっ、あ、あぁ」


そう言って私はキルアからケータイを受け取る。


『あ、ミルキ？久しぶり、Aだよ』


ミルキ「は？A？なんでキルと一緒なの？アニキは？」


電話の向こうからバリバリとお菓子を食べる音が聞こえてくる。


『イルミは今一緒じゃない。今キルアとグリードアイランドってゲームについて調べてるの。
それでミルキなら詳しいかなって』


ミルキ「あー、Aの頼みってなら仕方ない、俺も色々探したけど持ち主さえ特定出来ないんだよねー」


『ミルキでさえ、手に入れない？厳しかったかなあ？』

少しミルキを煽る様な言い方になるけど許してね…


ミルキ「ん、それは昔の話さ。今は心当たりくらいある。
ただ労力と金額を考えたらそこまで欲しいわけじゃないかなぁ」


『心当たりって？』


ミルキ「んー、交換条件だな」


私は受話器を外してキルアに
『交換条件なら心当たり教えてくれるって』
そういった

キルア「よし！
電話変わるぞ！

あ、アニキ？実はさグリードアイランドのROMカードが手に入ったんだけどこれ解析してゲーム復元出来たりする？」


そう言ってキルアはミルキとの交渉を続ける。



そして電話を切った。

キルア「わり！話の流れでROMカードのコピー送ることになった。」

ゴン「うんいいよ！コピーだったら！」


キルア「あと、豚君がAにまたお土産持って来いってさ。
本当Aはアニキといい豚君といい人付き合いが上手いよなあ」


『はは…』




そしてキルアはグリードアイランドについての心当たりを話してくれた。


1つは、ハンターだけがアクセスできるハンター専用サイト。そこに何かしら情報がある事。

そして…

キルア「2つ目がヨークシンシティでのオークション」

ゴン「ヨークシン」

キルア「そう。クラピカ、レオリオと再開を約束した場所。そこで9月に世界最大のオークションが開催される。ガセかもしれねぇがそこにグリードアイランドが出品されるかもって」

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