【4】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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、、


仕事に向かう途中でゴンから電話がかかってきた。

どうやら仕事を心配してくれたようだ。

私は電話越しにゴンに治癒能力を使って仕事をしていることを伝えた。(ただしゴンにしか伝わっていない)




それにしても89億ジェニーか……


今から頑張ってもちょっと足りない……


『まだグリードアイランドが出品される日は先だからそれまで頑張ろう…！』


私はそう考えて依頼のあった建物に向かった。







ーーーーーーーーーーー


『んー…今日の依頼で+3億ジェニー……
89億ジェニーまであと18億ジェニー……』


私は預金口座をみてそう呟く。


まだまだ先は長い……


そうだ…！
確かオークションは盗賊に狙われてるんだよね
それを守ったら…

謝礼金とかもらえたりしないかな…！

私は時間を確認する。
19時……

地下競売は21時から…


『よーし！行ってみるか！』


私は地下競売が開催される建物へ向かって歩き出した。




『やっぱり警備体制が厳重だ…』

建物に向かってみたはいいが半径1キロに近づくと表立ってはいないが簡単な検問がある。


表立って警備をしていないのは
これからここの地下で裏競売がありますよ
って匂わせないため。


だいぶ離れた所からも警備の視線があるし襲われる心配はなさそう。


『無駄足かな……』


でも、確か昨日いったマフィアのボスは「競売の品を事前に他所へ移す」って言ってた。

あれは恐らくこの外を警備してる人は知らない。
盗賊団さえも……



それなら私はその競売の品を運ぶ運び屋を見つけ出して、こっそり後をつけて護衛しよう。




腕のいい盗賊団ならきっと嗅ぎつけて運び屋を襲うはず……



私は建物から出ていく人物をチェックした。







……。
あの人……
明らかに手ぶらだけど様子がおかしい。


きっと能力者…
運び屋の可能性が高い。。



私はその男の後を追った













しばらく後を追った。

『多分当たりだな……』


どうやら盗賊団が近くの岩場で暴れたらしい。
私のケータイにも知り合いのマフィアからその旨の報告がはいる


その結果は

『マフィア側の勢力も虚しく1人によって全滅……』



マフィア側の勢力も簡単なものではない。
それなりの実力者。

しかしそれを凌駕する程の盗賊団……


嫌な予感がする……


すると追っていた運び屋の男が走る車に飛び乗って
布を使い車を小さくしまい込んだ。

この能力で競売の品を運んだのかな。

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