【4】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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、、


つつみ込まれた小さな袋を男はつまみ上げる。

しかし車から4人が飛び出した。

その中の1人に見覚えがあった。

『あれ…？』

私は岩陰に隠れながら会話をきく。



運び屋「やっぱ只者じゃねーなお前ら…
あの一瞬で車から降りるとはな」


マチ「それにしても面白い力だね」

シズク「あの布で包んだものを小さくするんだ、万引きするのにすごく便利」

マチ「あれならお宝も全部ポケットに入っちまうな」

シャルナーク「地下競売場からお宝を運んだのはあいつって事か…
って事は元の大きさにも戻せるって事か」



やはり地下競売から品を事前に運び込んだのを嗅ぎつけてきたんだ。


その後少し様子を見守る。

マチさん達は合わせて4人

そしてマフィア達の実力者が数人集まってきた。


マフィア側の男が口を開く
男「なんだこいつら……本当にこれがあの幻影旅団かよ…」



『ｯｯ!!』


幻影旅団…！

幻影旅団って確かクラピカの同胞の眼を奪ったって言う
世界的な盗賊集団……


なるほど…読めてきた…。


ヒソカは幻影旅団の一員。
そしてマチさんも。

ハンター試験の最終試験でヒソカは恐らくクラピカに幻影旅団の情報を何かしら提供したんだ。

恐らく9月1日に幻影旅団が集まるとかなんとか言って。

だからクラピカ含めたゴン、キルア、レオリオは9月1日にヨークシンシティーに来ることを示し合わせた。
仲間の…クラピカの思いを手伝うために…


まあ、結果的にヨークシーのオークションにグリードアイランドという目標も追加されたという事か





……どうする。
マチさんたちは盗賊団。なんなら幻影旅団だ。


ここで捕らえる理由はある。

となると私はマフィア側について加勢するのが手っ取り早い。


『でも…』

私は4人の盗賊団と沢山のマフィアを見る。

きっとマフィア側は負ける…


私の予想通り一瞬で幻影旅団の4人が勝った。

こうまで力量の差があるのか…。


『1人ずつならまだしも4人同時に相手は分が悪いな…』

私はそう岩陰から呟いた。


マチさんが運び屋の男を糸で捕らえる。


マチさん達は運び屋の男が小さくした
車を元の大きさに戻した。


中からちょんまげの男が怒りながら現れる。

ノブナガ「ったくおめーら！俺の事もっと心配しやがれ！」



また…増えた…。
ここは一旦引いてー



ノブナガ「つか、おめぇーら1人逃してね？」

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